音楽

DSP(オーディオ)

DSPといえば、いまは別の意味が複数あってそちらが主流のようですが、僕にとってはCDの音がデジタル変換されて音響がホールになったりクラブになったりアリーナになったり野外になったりというやつのことです。他のもの(現在主流のもの)のことは、説明を受けても見ても聞いてもさっぱりよくわかりません。

WALKMANにもこのDSPに当たる機能があって、「VPT(サラウンド)」というのですが、久々にDSP(とはいいませんが)で聴いて、相変わらずこれって酔うなあと思いました。昔はみんなこれがついているのが当たり前でしたが、あっという間に廃れたわけです。聴きやすくなるわけでも音がよくなるわけでもないですから。1曲通して聴くだけで、頭がクラクラします。

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ノイズキャンセリング

WALKMANを買ってノイズキャンセリングをONにしてみたら、すごいですね。例えていうなら「工事現場の騒音がうるさいからアルミサッシを閉めた」ぐらい違います。マイクで音を拾って瞬時にそれを打ち消す音を出すなんて、まさに最新技術ですよね。

前のHondaインスパイアにこの技術が採用されていましたが、耳栓型のイヤホンと違って耳に入る音のコントロールが難しいのか、あんまり効果がなかったみたいです。というか、もともとかなり静かな車だったみたいですし。

WALKMANのノイズキャンセリングは、音楽を聴いていないときでも機能するので、コードが邪魔なのを我慢すれば、単なる耳栓以上の効果があると思います。ノイズキャンセリングヘッドホン(イヤホン)を別に買わなくてもいいのが助かりますね。それだけでもう1個プレイヤーが買えそうな値段がしますから。

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流行歌

WALKMANを買って、手持ちのCDやレンタルCDから曲を移せばいいのですが、せっかくだからと音楽配信サイトで流行歌を眺めていますが、すっかり浦島太郎気分です。歌手を見ても、名前を知っているだけならいいほうで、ほとんど誰が誰やらわかりません。思えば大学生のころから生まれる前の音楽を中心に聴いていて流行歌に弱かったのに、そのあとは完全に浮世離れしているようなものですから。

視聴してみても、よくわからないんですよね。音楽は音楽だし、歌詞の内容が時代を反映しているのでしょうけど、心に響くものというのは古今東西あまり変わらないわけだし。それなら古い音楽でもいいじゃなかろうかと思うのです。

根気強く視聴を繰り返し、インパクトある曲にめぐり合えるといいなあと思いながら、その根気を仕事に活かすべきなんだろうなあと妙に弱気になるのでした。

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WALKMAN(SONY)②

僕はiPodを所有して使用したことはありませんが、Appleコンピューター流というかMac流の操作ロジックに馴染みがない人にはあまり使い勝手がよくないという話を聞いて、実際に店頭で触ってみて「なるほど」と納得していたのですが、かつてVAIO全盛期のVAIOユーザーでSonicStageに初期から馴染みがある僕には、WALKMANを選んで大正解でした。そういう人ってかなり多いと思います。

音質も、MP3とかATRACとかの差もあると思いますが、再生するときにSONY流に圧縮音源に演出が加えられているわけで、そういうところのノウハウというか、単にそういう演出に耳馴染みがあるというか、心に響く音が出てます。カセットの初代WALKMANのときも思いましたが、いつも聞いている音楽の別の魅力が見えてくるような。でもそれはスピーカーとヘッドホンの違いでしたが、今のWALKMANは再生する音の演出が違う感じです。iPodは聞くところによると、ペラペラの音らしいです。ここは音響メーカーか否かの差なんでしょうか。

実際に使ってみて、ストラップが本体に付けられないのがちょっと弱点ですね。しょうがないから、シリコンケースで滑り止めをしてベルクロで自転車のハンドルに括りつけています。首から提げるよりかえって使い易いのですが、ハードディスクではなくてフラッシュメモリーだから有利なものの、振動で壊れないか心配です。

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WALKMAN(SONY)

初代が登場したのはちょうど30年前の1979年7月1日だそうです。僕は1983年の誕生日に買ってもらいました。SONYの本物じゃなかったですけど。いまならNintendo DSを買ってもらうようなものでしょうか。テープがあってはじめて音楽が聴けるわけですが、父はなぜかビートルズのテープを入れてくれていました。そういう音楽趣味にしたかったのでしょうか? ちなみに本人はビートルズなんか聴きません(今でいうJ-POPが多かった)。自転車で出かけるときは必ず持って出て(ドライブと称してよく自転車でウロウロしていた)、それしかないから文字通りテープが伸びるほど聴きましたが、残念ながら僕はビートルズにはハマりませんでした。小学生には英語がわからなかったんですね。和訳付の歌詞カードがあったらあるいは違ったかもしれませんけど。

中学に入ってからは家でラジカセで音楽を聴くのであまり使わなくなりましたが、高校に入って通学に電車で1時間程度かかったので、オートリバースでリモコンがついたSONYの本物をお小遣いをためて買いました。これがやたらとよく故障して、当時日本橋商店街にあったSONYのサービス窓口によく通いました。明らかにこちらに問題があっても、保障期間内であればたいていのことなら無償修理してくれるので、暇な高校生には不便はありませんでした。

大学に入り、すでにテープの時代ではなくなりつつあったのでCD WALKMANも買いましたが、でっかいからあまり持ち歩かず、就職したころはMDの時代だったのでMD WALKMANも買ったものの、通勤時間が短いのと音楽を聴く趣味がなくなりつつあったので、どちらもタンスの肥やしになりました。

それから10年。自転車に乗りながら音楽を聴くようになりましたが、プレーヤーは携帯電話でした。常に肌身離さず持ち歩く携帯電話にその機能があれば、新たに買い求めるまでもないと思って。でも携帯電話が多機能になり、そのせいでかわいそうなリチウムイオン電池が酷使され、肝心の通話時に役に立たないなら本末転倒です。ましてや会社支給(貸与)の携帯電話です。そこで久しぶりに携帯音楽プレーヤーを買うことにしました。世間では圧倒的にiPodが普及していますが、個人的にAppleが信用できないのと操作ロジックが好きではないこととiTuneにいい思い出がないこと、さらにはSonicStageに悪い印象がないこととATRAC3の高音質に納得ができることと、SONYはつまらない故障が多いけどその対応がすばらしく好印象なことなどから、まったくiPodは考えませんでした。

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神の(歌)声

イギリスのオーディション番組で一躍世界中の注目を浴びたスーザン・ボイルさんの声も、確かに見事なものだと思いました。映画「アヒルと鴨のコインロッカー」では、ボブ・ディランの声が「神の声だ」と登場人物の「河崎」が言っています。でも、僕はそんなにいろいろな音楽や曲を知っているわけではありませんが、この人が歌い始めると、サッと空気が変わるような気がすると思うのが、2003年にお亡くなりになったジョニー・キャッシュです。日本ではほとんど無名ですが、アメリカでは、好き嫌いは別として、日本で言うところの「教科書に載っている」ような、誰でも知っている歌手だそうです。

ジョニー・キャッシュの歌は「ロックの反逆性・カントリーの哀愁・フォークの語り口」と評されますが、「カミソリのようにシャープで、機関車のように力強いリズム」と言われた深く響く声と曲のアレンジにあわせて、ギターを爪弾きながら語りかけるようにすっくと直立して歌うその姿からは、強い説得力を感じるというより、歌い始めたその瞬間にまわりの空気が変わるようなオーラがあります。

このことに大いに関係していると思いますが、ジョニー・キャッシュはとてもまじめで敬虔なクリスチャンです。そもそも彼は歌を教会の賛美歌で覚え、そしてゴスペルが歌いたくて、音楽を通じて多くの人を勇気づけたくて歌手になった人というか、自分が他人のために何か役に立つことができるとすれば、歌を歌うことしかないと考えて歌手になった人です。だから、僕はジョニー・キャッシュの歌っている姿に、後光がさしているような気がします。

僕の古いCDコレクションを探って、ボブ・ディランの「風に吹かれて」を聞きながら、いろいろな人がカバーしたというこの名曲を、ジョニー・キャッシュが歌っている音源はないものかと、とりあえずYouTubeを探ると、ありました。1992年にTV番組で歌っているものです。それを観て(聞いて)、久々に心を打たれました。ディランが歌うオリジナルも魅力的ですが、ジョニー・キャッシュは説得力が、ぜんぜん違うと思いました。

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およげ!たいやきくん

子供のころイヤというほど聴いたし歌ったので、歌詞カードを見なくても歌えてしまう歌のひとつです。レコードも家に複数枚(ソノシート含む)ありましたが、もちろん今は全部行方不明です。でも、便利になった現代ですから、ネット配信で買ってみました。

子供に聴かせると、たい焼きの歌ということで大喜び。YouTubeで画像つきで見せるとさらに大喜び。ついでに子門真人つながりで「ホネホネロック」を見せると、もうホネホネロックに夢中です。

「およげ!たいやきくん」は、よく歌詞を吟味すると教育に悪い(自分の境遇に反発して自由を謳歌していると、抵抗の術がない強い外部の力によって滅亡させられてしまうので、おとなしく身の丈に合った自分の運命に従うべきだったと暗に示している、ような気がしませんか?)のですが、確かにそれはある意味真理でもあります。「出る杭は打たれる」というし。

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Coat of many color

ブルーカラーのセックスシンボルと言われたドリー・パートンが1971年に発売したヒットソング。貧しい家計の中、子供のために母がパッチワークでコートを作ってくれたので、いろんな色が交じっているというような趣旨です。ちょっとずれていますが、日本の歌でいうと、「母さんが夜なべーをして」に当たる歌で、アメリカ人はこの歌を聞くと、きっと涙することでしょう。

僕たちの世代には、「夜なべの歌」と同様に心に染み渡る歌ですが、今どきの若者にはいまいちかもしれません。ほんの数年の差なんですが、「消費が美徳」の世代なんですね。むしろ、「Mottainai」の今の子供たちの方が、理解し易い価値観かもしれません。

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Emmylou Harris

ジャンルでいえば、もともとフォークシンガーだったカントリーの大御所で、一時期ブルーグラスに傾倒したけど現在はジャンルを超えて活躍中の1947年生まれの大物歌手という感じなんでしょうか?

この人は一見ただのきれいなおばさんなんですが、最高に歌声がいいんですよ。草原や森林を駆け抜けるそよ風のようなさりげなさでありながら、上品で説得力がある声。普段話題にはならないけど、CMソングによく採用されているので、日本でも知名度が高いようです。

この人の自作曲というのをよく知りませんが、カバー曲をオリジナルより印象的に歌う才能に長けているというのでしょうか。その曲の魅力を引き出すのがうまいというか。著名な曲で、多くの歌手がカバーしている中でも、「エミルー版をもって最高とする」という人も少なくないです。例えばドリフターズ(長さんのではない)の「ラスト・ダンスは私に(Save the last dance for me)」など。オリジナルはただの歌謡曲なんですが、エミルーが歌うと説得力が出るような気がします。

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残酷な天使のテーゼ

TVをあまり見ない僕は実際に見たことはありませんが、それでも名前ぐらいは知っている「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌(オープニングテーマ)だそうです。このアニメは1995年秋から放映だそうで、当時僕は大学4年生。卒業に向けて必死だったときです。

ちょっと世代がずれている僕ら世代でも、一度聞いたらつい反応してしまう曲で、今も大人気だというのもうなずけます。名曲とまではいかないかもしれませんが、秀逸だと思います。この曲を、「グローバルフォース新戦闘国家」のオープニング映像と合わせたものがYouTubeにあって、「おお、ぴったりだ!」と思いました。うまくやる人がいるものですね。

定番アニメソングということで、これを聴いていたら、配偶者に「アニメオタクみたい」といわれました。本人としては、アニメオタクというより、懐メロに近い感じで反応しているようです。歌いやすいらしいので、カラオケのレパートリーに加えようと思います。

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