初代が登場したのはちょうど30年前の1979年7月1日だそうです。僕は1983年の誕生日に買ってもらいました。SONYの本物じゃなかったですけど。いまならNintendo DSを買ってもらうようなものでしょうか。テープがあってはじめて音楽が聴けるわけですが、父はなぜかビートルズのテープを入れてくれていました。そういう音楽趣味にしたかったのでしょうか? ちなみに本人はビートルズなんか聴きません(今でいうJ-POPが多かった)。自転車で出かけるときは必ず持って出て(ドライブと称してよく自転車でウロウロしていた)、それしかないから文字通りテープが伸びるほど聴きましたが、残念ながら僕はビートルズにはハマりませんでした。小学生には英語がわからなかったんですね。和訳付の歌詞カードがあったらあるいは違ったかもしれませんけど。
中学に入ってからは家でラジカセで音楽を聴くのであまり使わなくなりましたが、高校に入って通学に電車で1時間程度かかったので、オートリバースでリモコンがついたSONYの本物をお小遣いをためて買いました。これがやたらとよく故障して、当時日本橋商店街にあったSONYのサービス窓口によく通いました。明らかにこちらに問題があっても、保障期間内であればたいていのことなら無償修理してくれるので、暇な高校生には不便はありませんでした。
大学に入り、すでにテープの時代ではなくなりつつあったのでCD WALKMANも買いましたが、でっかいからあまり持ち歩かず、就職したころはMDの時代だったのでMD WALKMANも買ったものの、通勤時間が短いのと音楽を聴く趣味がなくなりつつあったので、どちらもタンスの肥やしになりました。
それから10年。自転車に乗りながら音楽を聴くようになりましたが、プレーヤーは携帯電話でした。常に肌身離さず持ち歩く携帯電話にその機能があれば、新たに買い求めるまでもないと思って。でも携帯電話が多機能になり、そのせいでかわいそうなリチウムイオン電池が酷使され、肝心の通話時に役に立たないなら本末転倒です。ましてや会社支給(貸与)の携帯電話です。そこで久しぶりに携帯音楽プレーヤーを買うことにしました。世間では圧倒的にiPodが普及していますが、個人的にAppleが信用できないのと操作ロジックが好きではないこととiTuneにいい思い出がないこと、さらにはSonicStageに悪い印象がないこととATRAC3の高音質に納得ができることと、SONYはつまらない故障が多いけどその対応がすばらしく好印象なことなどから、まったくiPodは考えませんでした。
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