経済・政治・国際

現代自動車が日本撤退

日本の自動車市場が縮小傾向にあることを反映し、どんどん日本車が「日本市場に合わない」というか、他市場向けに開発されたものを日本市場にも流用する傾向が増えてきました。スバル・レガシィが長らく1,700mm未満の全幅を堅持してきたのが、先のモデルチェンジで一気に1,780mmに拡大(北米市場重視へ転換)したことや、日本でも比較的販売好調だったはずの日産ティアナが、「日本→アジア」へとデザインテーマを変更させた(日本人に馴染みがあるのはBMWやメルセデス流の短いフロントオーバーハングとしっかりとした長さを持ったボンネットフード)ことがよい例です。

本来、日本のほとんどの人は自家用車など不要で、どう考えても公共交通機関を利用したほうが便利でコストもかかりません。本当に自家用車を必要としているのは、人口の1割未満の公共交通機関の未発達な地域の人だけかもしれません。それが、経済成長に伴うステイタスシンボルとして自家用車が買われていただけで、一気にそのあるべき姿に戻りつつはないにせよ、日本市場は縮小するべき運命にあるのでしょう。

そこへ値段以外に特徴のない、「亜日本車」の現代自動車のパイは当然ないわけで、撤退は必然だと思います。一部報道にあるとおり、利益率の良い中大型車中心の戦略も過ちの1つでしょうが、仮にコンパクトカー中心の戦略だったとしても、日本には軽自動車という無敵の存在がありますから、たぶん勝ち目はなかったと思います。

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多摩テック閉園

ぜんぜん知りませんでしたが、明日9月30日を最後に多摩テックが閉園するそうです。鈴鹿サーキットがオープンする1年前の1961年に、オートバイが自由に走れる広場「オートゲレンデ」として開園、当時の世相を反映して「カミナリ族向けの施設『カミナリランド』」などと言われつつ、順次ゴーカートなどの子供向けの遊具(「自分で操縦できる乗り物」が中心)を増やして1965年ごろには「自動車遊園地」という広告を出して、鈴鹿サーキットの遊園地と同じ「子供のころからエンジンつきの乗り物に触れることで、未来のお客様を養成する」というコンセプトが確立したようです。

僕は関西の人で、鈴鹿サーキットがあるから多摩テックに行ったことはありませんが、関東の人にとっては「ゴーカート」が魅力的な遊園地として人気だったようです。つまり普通の遊園地のゴーカートよりコースが長く、コースのレイアウトが魅力的で、特に子供にとっては「自動車を運転できる」という強いインパクトがあったようです。

閉園に至った理由は、入場者数の減少ということらしいのですが、親玉のHondaの「不採算事業からの撤退」も理由のようです。少子化で入場者増が望めないのと、もてぎ(ツインリンクもてぎ)との住み分けというか「将来のお客さんの囲い込み」目的の集約化という判断もあるでしょう。

しかしながら、各マスコミというかTV局が特集を組んだり、閉園直前のこの時期、最後の名残を惜しむお客が殺到してアトラクションの待ち時間が3時間以上で、フリーパスでも1日に数アトラクション程度しか乗れない(フリーパスの元が取れない)など、やっぱり人口と資本が集中している首都圏はすごいと思いました。人知れず閉園した(事情が事情ですが)エキスポランドや、なんとなくフェードアウトした奈良ドリームランドとは大違いです。きれいで現役バリバリの魅力的な遊具が揃っている(でも比較的歴史ある)多摩テックだから、なのかもしれませんが。

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徳洲会病院

世界で3番目の規模の医療法人だそうです。「医療のチェーン店」と悪く言う人もいますが、患者様の価値観もさまざまですし、必要な医療の形態もさまざまだし、患者が医療機関を選べるわけですから、こういう選択肢があることは大切だと思います。

年中無休24時間オープンというのはとても助かる話で、実際にコンビニエンスストア並みに行ってすぐサービスが受けられるかどうかは別として、断られた経験が個人的にはありません。大した病気で行ってないんですけど。

僕は、覚えている限りで2回お世話になっています。いずれもほかの医療機関(休日診療所を含む)で断わられたか休診のときで、いずれも症状は扁桃腺が腫れて高熱が出たのですが、1回目は脱水がひどいからと点滴をしていただき、2回目は検査と薬をもらいました。診察まで、そんなに待たされたわけじゃないどころか、すぐ診てもらえました。

会計を済ませ、薬局(院内)で薬をもらってくださいと言われましたが、薬局にはすでに用意されていました。院内ネットワークでオーダーがすぐ各所に瞬時に同時に伝わっているということです。こういうのは、大変好印象です。

もちろん「救急扱い」でしが、そんなに高くなかったし、とても感謝しています。なんだか政治的な雰囲気が漂っているのが気になりますけど、そういうのは気にしなければいいと思います。

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トヨタ自動車 赤字決算

個人的には「ザマミロ」と思っていますが、せっかく販売台数が念願の世界一になったというのに、不幸な話です。でも放置しておいてもGMが勝手に負けるだろうに、功を急いでGMと同じ土俵(大型ピックアップ市場)に自ら上がって、それで共倒れになっているという、アホな会社です。同じ日本人として、こんな会社が世界のリーディングカンパニーだというのが恥ずかしい。何を考えているのだろうというか、木を見て森を見ていないというか。

でも企業体質として、この会社は昔からそうです。よその新しいコンセプトの商品がヒットすると、それの(カタログ上ちょっとだけ良く見える)コピーを作って市場を横取りするのがお家芸です。サニーにはカローラ(プラス100cc)、ローレルにマークⅡ(豪華な内装)、スカイラインにチェイサー(安かった)、オデッセイにガイア(5ナンバーサイズ)、そしてストリームにウィッシュ(ホイールベースがちょっと長い分リアシートが広い)。そして同じパターンで大型ピックアップトラックを作りました。

一方でプリウスに代表されるように、ハイブリッド車では世界に誇れる独自の技術とノウハウを持っているわけです。きっと会社が身分不相応というか実力不相応に大きくなりすぎたんでしょうね。「原点回帰」なんて言ってますが、1回会社をシュリンクさせたほうがいいと思います。世界のリーダーと世界が認めるようにも、新しいプリウスの価格をインサイトに対抗して無茶な設定をするなど、ガキ大将根性丸出しで志が低いですしね。

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Honda F1撤退

初めてのことではない(第3次F1チャレンジからの撤退ということは、3回目)ので、僕は別に驚きませんが、経済の分野では大ニュースということになっています。しかもわかりもしない人々によって、半ば感傷的に「DNA事業が云々」とは笑止千万。しかも「迷走の末云々」ときたら、確かにそれ(迷走)は事実ですが、始まりがあれば終わりもあるわけで、辞めるときは辞めるんですよ。ましてやF1にかかるコスト高騰から「ワンメイク」になるかもしれないわけです。なると決まったわけではありませんが、辞めるなら早いうちに、という判断もあったでしょう。

それにしても、各報道機関が掲載した「記者会見で撤退を発表する福井社長の写真(静止画像)」が、どれもこれも口を歪めたものだったのには笑いました。まあぴったりでいい写真なんですけど、どれもこれもどこもみな同じような表情なんてね。いっそのこと、写真なしでもよかったのではないでしょうか。

化石燃料自動車の時代も永遠には続かないわけですし、広告塔というか商業主義ではない、本当にチャレンジングなF1の時代になったときにHondaが返ってくるといいですね。

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大阪市営バス

子供のころ、大阪市バスを見るたびに怖いと思っていました。巻き込み防止に左後輪にスパッツがついていて、地球防衛軍の車両や兵器っぽかったからでしょう。あるいは当時はまだ頻発していた過激派のテロに備える警察(機動隊)車両のイメージかもしれません。思えば平和な時代になりましたね。

大阪市バスも、市民サービスをどんどん外注している大阪市の例に漏れず、現在では業務委託が増えているそうです。大阪市職員というとおおよそ公務員のイメージからかけ離れた、民間企業でもかなり砕けた企業並に職員の風体が個性的というか、極端な場合全員ロン毛に茶髪(さすがに男性のピアスは禁止らしいですが)という場合もあるわけですが、かつてはバスの運転手も同様でした。あるときレゲエな運転手がいて、もちろんそんな髪型で制帽なんか被れないのでウィンドシールドとメーターバイザーの間に載せてあるわけですが、茶色いレンズの丸メガネをかけていて、いくらなんでもこんなんでいいのだろうかと思いました。労組が強すぎるのでしょうか。

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借金

人それぞれ考え方は違いますが、個人的には物を買うときに借金することは避けたいと思います。借金して買ったものの価値が、利子を含めて完済した金額を上回るのなら「投資」になるのでかまわないと思いますが、そうでなければ損するだけのような気がします。

例えば皆さんマイホームを購入されますが、われわれ庶民は、だいたい3,000万円程度を30年ぐらいのローンを組むわけです。まだ金利が安いとはいえ、支払い総額は5,000万円ほどになると思います。どんなにがんばって貯金し、金策に走っても頭金として用意できるのは1,000万円が限度でしょうから、4,000万円の物件を買うわけです。土地が2,000万円・建物などが2,000万円として、土地以外は減価償却してどんどん価値がなくなります。そうすると2,000万円の土地が30年後に5,000万円以上になっていると思いますか? 昭和の高度経済成長期ならともかく。

買い物をするとき、クレジットカードで翌月一括払いとボーナス払いは、払える自信がある場合ですが、多用します。金利も手数料も払わなくていい(店が払う)うえに、ポイントがたまるからです。このごろはポイントがキャッシュバックになるシステムもあります。ただ、きっちり管理しておかないと、例えばスーパーの1,000円程度の買い物でカードを使いすぎると、締め日には思いがけない金額になっていてビックリします。

それが経済を支えているのは理解できますが、利子を自分が払うのはイヤなので、借金はなるべくしないようにしています。だから一生涯家賃を払うつもりです。定期的に築浅のきれいで家賃の安い(公的家賃補助のある)物件に転居し続けた方が、トータルコストも安いと思います。ましてや近いうちに大地震が来ることがわかっているのに、家を買うなんてお金を捨てるようなものです。いくら免震・耐震住宅といっても、火がついたら終わりですよ。借金だけ残るなんて生き地獄です。

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ショップ・ファイブ

ある程度の大きさの病院にはたいてい売店がありますが、5階にあるから「ショップ・ファイブ」です。飲み物やパン・弁当・菓子類と歯ブラシやティッシュボックスなどの衛生品を売っている、普通によくある辛気くさい病院の売店です。非課税なのか内税なのか、90円のヤマザキパンを94円でなく90円で買えるのは魅力的です。

たぶん病院が公募して個人商店で営業していたのでしょうが、このたび閉店となるというので、あとにコンビニが入るんだろうなと思っていたら、案の定ファミリーマートが入りました。さすが大手大資本、アイテム数も店の明るさも接客態度もぜんぜん違います。良いか悪いかはわかりませんが、少なくとも気分の落ち込んでいる病人には明るいほうがいいともいえるし、そういう気分だから辛気くさい雰囲気の方がいいということもあるでしょう。でも、絶対売上げ倍増ですね。いらないものも買ってしまう、コンビニ特有の雰囲気と、値段が安いと思わせて値上げになっているかもしれません。

閉店セール(在庫処分)をしている最中に隣で開店の搬入(4トン車3台分)を行い、閉店後の片づけをしている横で明々と開店し、様子見もあってお客でごった返している情景は、まさに勝者と敗者でした。コンビニですから、救急車が出入する納品口から1日何回も4トン車を横付けして商品を搬入するのでしょうか?

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外資系メーカー

外資系メーカーのA社のMさんが今月末退社するとのことで、後任の人とともに挨拶に来社されました。もともと外資系メーカーのG社の本社(アメリカ)がJ社の本社(オランダ)に買収される予定が、いろいろあったようで結局B社の本社(アメリカ)に買収され、G社のMさんのいた事業部だけがA社に転売されたという、非常に複雑かつ欧米的ないきさつがあり、それぞれの日本法人も本国に倣って順次買収・転売され、そのときに普通ならG社のその事業部の人には早期退社勧告という名のリストラがあるものなのですが、買収したA社のもともとの日本法人が人手不足(本社は世界シェア3位ぐらいですが、日本では7位ぐらい)ということで飼い殺し状態、今になってリストラが始まったようです。

単純に年収でいうと僕の倍ぐらいもらえるようですが、そういう容赦ないリストラがあるので外資系メーカーは怖いと思います。リストラがなくても、年俸制の1年契約なので、サラリーマンでありながらプロ野球選手並みに身分が不安定です。どんなにがんばらなくても、会社のリストラ計画がなければ継続して雇用されますし、どんなにがんばっても会社にリストラ計画があれば、機械的に下位の人間は契約解除されるか、早期退社希望を募られます。

そうやってうまく外資系企業間を渡り歩けるのは欧米本国の話であって、わが国では転職歴がありすぎると、外資といえどももう雇ってもらえない危険もあります。そうやってあれよあれよと転落していく人を何人も見ているので、どうして一時期の年収に目がくらんで外資に転職するのか、僕にはまったく理解できません。

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ガソリン

9月に若干値下がりしたガソリン価格が、10月からまた高くなっています。少しでも安くと思って、セルフスタンドに行くようになってもう6年。ずらっと行列のできる安売りスタンドの存在は知っていますが、出光のまいどプラスカードで店頭価格から2円/ℓ安くなるため、出光のスタンド、それもセルフにしか行きませんでした。

ところが、セルフより安いフルサービスの出光のスタンドを8月に発見してしまいました。宇佐美です。5年ほど福岡県に住んでいたので宇佐美の存在は知っていましたし、実家へ行く途中の国道沿いにあるその店も知っていましたし、店頭表示価格(もともと比較的安い)より伝票の値段のほうがさらに安いのも知っていましたが、なんとなくフルサービスはセルフより高いと思い込んでいたので素通りしていました。実際に表示価格はいつも行くセルフより高いのです。

ところが、いつものセルフへ行くとかなり遠回りになるので宇佐美に行って、いざ伝票の価格を見てびっくり、セルフより3円も安いのです。ちなみにその宇佐美の手前に有名な激安スタンドがあっていつも大行列なのですが、その表示価格よりも安い。しかも僕はまいどプラスでさらに2円安くなります。そして若い店員は汗をダラダラ流しながらも、にっこりスマイルで愛想よく対応してくれ、思わずチップを渡したくなります。

どうして店頭表示価格より安いのか、なぜその本当の値段を表示しないのか謎ですが(宇佐美はトラック客に力を入れているので、普通車に行列されると迷惑なのかも)、ガラガラといっていいぐらい空いていて普通のフルサービスより対応が気持ちよくて安いのですから、最強のスタンドです、宇佐美。

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