1Q84
配偶者が図書館から借りてきてくれたので、読みました。村上春樹さんの長編ものは、気合を入れないと読めない難しさというか重さがありますが、この「1Q84」はそうでもありませんでした。もちろん、相変わらず難解というかよくわからない非現実的空想的内容(いわゆる「春樹ワールド」?)が盛りだくさんなのですが、読み始めると停まらないというか引き込まれるというか、そういう読み物でした。
ひと言では言い表せない、SFあり冒険あり親子の物語ありカルト宗教に関する内容あり、そして恋愛ありの多面的な小説ですが、個人的には(というか多くの人がそうだと思いますが)「青豆」と「天吾」の離れ離れになっても20年間育み続けた愛の物語が、もっとも深く印象に残りました。実際にありえるかというとまずありえないそういう美談が、妙に説得力を持って描かれ、かつ共感できるところがすごいと思いました。
来年続編が出るそうで、ということはまだ未完ということで、実際まだ解決されない謎が残ったままというか、中途半端な状態で終わります。「青豆」は首都高速であのままお亡くなりになったのか? それだけじゃないですが、続編が大変楽しみです。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)



最近のコメント