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映画・テレビ

2017年9月23日 (土)

皆月(映画)

「みんな月でした。がまんの限界です。さようなら」という置き手紙を残して、全財産(少なくとも貯金2,000万円)を持って妻(荻野目慶子)に出て行かれたさえない中年男(奥田瑛二)のところに、妻の弟(北村一輝)がやってきて、義弟に何かと世話になりつつ、妻からお金を取り返すために追跡するという映画。

義弟は暴力団員にもなれない半端なチンピラですが、なぜか「兄貴」と優しく面倒を見てくれます。世話になる一環で、ソープランドに行って、そこのサービス嬢(吉本多香美)と同棲することになり、ウルトラの娘も後半の旅に同行します。そもそも同棲することになった理由は、奥田瑛二の退職金目当てなんですが、セックスの相性も良かったらしいです。親切な義弟も、どうもお金が目当てらしいことが後半明らかになります。

実は妻は義弟が出入りする暴力団の若者と逃げていて、後半荻野目慶子がいっぱい登場しますが、やっぱりこの人は好きじゃないなと思いました。この映画は全体的によく出来ていると思いましたが、荻野目慶子だけ違和感たっぷりでした。

ウルトラの娘は、何だか下品な役(口汚い台詞やしぐさ)を演じていましたが、お父さんもハヤタ隊員以外は悪役ばっかりだったし、だからでしょうか、なかなか上手いと思いました。

2017年9月22日 (金)

忘れないと誓ったぼくがいた(映画)

「数時間すると他人に存在を忘れられる」というありえない設定を受け入れるなら、早見あかりがそういう気の毒な高校生としてなかなかはまり役でした。この設定をありえる何か、例えば映画の中でも示唆されていますが、認知症みたいなものに置き換えてみれば、なおさらこの映画に共感できると思います。というか、認知症にした時点で「明日の記憶(荻原浩)」になっちゃうのですが。

早見あかりのことを覚えていようと必死な男の子の努力は、なかなか感動的ではありますが、現実的に僕ならモーションかけてくる大沢ひかるのほうが好みなので、そっちに行きます。ゲーム「ときめきメモリアル」で、圧倒的に清川さん派だった僕は、短髪で背が高くて美男子っぽいなんて、完全ドストライク。

久しぶりに「ちはる」さんをみて、別にこの人は好きじゃないけど、元気にまだ頑張っているんだなと思いました。

2017年9月20日 (水)

完全なる飼育(映画)

「監禁された女子と犯人のあいだに愛が芽ばえる」人気映画シリーズの記念すべき第一作目を、二十年近く経ってから初めて観ました。果たしてそんなことが現実にありえるのだろうか? と思いますが、ある種の催眠術というかマインドコントロールでもすればありえるとは思います。ただし、映画ではそういう「術」や「技」は使っていないみたいだから、単純に男性の妄想的願望のまま、何だかよくわからないけど小島聖が竹中直人を受け入れます。

個人的に小島聖みたいな、アメリカの砂糖菓子っぽい(チェリー味のコットンキャンデーとか)お顔立ちの人に、これまでの人生で男女問わずいい思い出がないのですが、なかなかいい芝居をされる人だなと感心しました。22歳で18歳の女子高生を演じているわけですが、服を着ていると18歳に見えます。服を脱ぐと、ちょっと重力の影響を受け始めている感がありますが、それはそれでエロいからこの映画を観る人には問題ないのでしょう。

竹中直人は前張りなし(小島聖はあり)で頑張ったそうですが、あってもなくても見た目にはよくわかりません。演じる側の気分の問題か、大きくなったものがキリキリ締め付けられて痛いからとかということかもしれません。とにかく、股間はほとんど映らないというか、不自然なくらい何らかの布地で隠されます。体位が移る場面で、竹中直人はわざわざそこにある布地を手にとって股間にまとわせます(まるで公衆風呂に入るおっさんがタオルを巻く~一応それが入浴エチケットということになっている~のように)。AVじゃないんだぞ、という監督のプライドでしょうか。

誘拐犯罪をけん制するため、最後に教育的場面が繰り返されますが、大変効果的だと思いました。発表当時はダメだったでしょうが、いまなら若干の編集を加えて学校の授業で見せてもいいんじゃないかと思います。

2017年9月19日 (火)

たみおのしあわせ(映画)

何という酷い話だと思いました。母がいなくて父(原田芳雄)と二人暮らしの男(オダギリジョー)が、何とか結婚してほしい父にお見合いさせられ、断りまくっていたのですが、麻生久美子とは上手くいきそうになって、結婚式までたどり着くけど、父と二人で式場から逃げるという、何かどっかで聞いたことがあるような話。

その他パロディーっぽい内容もあり、忌野清志郎も出てきて変なシーンがあるし、要するにコメディーな映画です。ただし、大筋において笑えないというか、最後結婚式場から父と二人逃げてたどり着いた畑で亡き母の亡霊を追う(心中を想起させる)のですが、ラスト文字だけで「そしてまた夏が来た」で終わるところが無茶苦茶。暴走映画といってもいいでしょう。

結婚式で父子が逃げる直前、子のほうの理由はまあファザコンマザコンでいいとして、父がみるみる脂汗まみれになるところが個人的には一番面白かったです。

2017年9月18日 (月)

天使の恋(映画)

佐々木希という人はモデルさんだと思っていたら、思いがけず説得力ある演技をしていて驚きました。菜々緒もそうですが、そんなに美人じゃないところにご本人の積み上げてきた苦労が見てとれるような、そんな感じがして高感度急上昇です。

映画そのものは、まあ普通のいいお話で、無愛想な谷原章介が佐々木希を忘れたことと引き換えにスマイリーになるところが最大の見せ場でしょう。「いいじゃん、忘れたかもしれないけど、今からまた愛を育もうよ」と観ている人がみんなハートフルになって劇場を去ったことでしょう、というような少女マンガみたいないい話。

2017年9月17日 (日)

日本で一番悪い奴ら(映画)

警察組織の暗部を白日の下に曝す映画。だいたい、暴力団がいけないといっている警察こそが、日本最大の暴力団組織だということを世に知らしめるような内容だと思っていいと思います。

まじめで正義感溢れる青年が、世の不正と公共の安全を守るため(柔道の選手だからその実力を活かそうと)警察官として頑張るうちに、何しろまじめだからどんどん深みにはまって、とんでもない悪人になってしまうというのがメインストーリーですが、その過程を描く中で、警察という組織がとんでもない(役所がやっている暴力団みたいなもの)ということが見えてしまいます。

実は最後までまだ観ていないのですが、もう途中でお腹一杯。警察官が全部そうだとはまったく思いませんが、こういう人は確実にいて税金をじゃぶじゃぶ溜めて(裏金)、公共の安全に役に立たないことに使っているのだと思うと何だかな~とも思いますが、しかし世の中を回すにはそういうことも必要なわけで、必要悪というものについて考えてしまいました。

2017年9月16日 (土)

三文役者(映画)

禿げ頭にギョロ目という特徴的な見た目で日本映画界の名脇役として活躍したらしい殿山泰司という人の、波乱に満ちた半生を再現した映画。

いまの時代ではなくても、当時でもはっきり行ってとんでも人生といっていいようなハチャメチャぶりは、今の若者にはドン引きでしょうが、そういうことがあってもおかしくない時代でもありました。

竹中直人さんはハゲ頭にギョロ目だから、見た目は本人と(言葉にすれば)同じスペック。本人がどういう演技をしているかはよくわからないから、変な京訛り風が正しいのかそうでないのかもわかりません。でも殿山さん本人は関東出身だというから、たぶん、ちゃんと再現しているのだと思います。

竹中直人さんは上手いから文句はないとして、奥さん役の荻野目慶子が何ともいえない感じがしました。上手いのか変なのかよくわからない感じ。特に河内音頭を踊り始めるところは、壊れたのかそういう人をよく再現しているのかが謎。京都訛りの正確さは、どうなんでしょうか、単位は出すけど。。。という程度。

そんなことはまあどうでもよくて、思ったのは、阪神式アクセントではないけど文字にすると関西弁という言葉を、説得力を持って聞けた2例目だということ。僕の勤務先の役員に、岡山出身で大阪でずっと商人をしていたという人がいるのですが、この人が京阪式アクセントではないことに気づいたのは、入社して10年ぐらい経ってからでした。つまりそれぐらい自然に完璧な関西弁を説得力を伴って使っていたということ。僕(に限らず多くの関西人)がエセ関西弁に違和感を持つのは、音痴の歌を聴くのと同じようなものだと思っていましたが、そうじゃないんだと思いました。たぶん、関西弁を馬鹿にしているのか方言を堂々と使うことが羨ましいのか、そういう非関西弁使用者の心が透けて見えるからではないかと。

殿山さんも、本当に映画が好きで、映画といえば京都だったからそういう言葉遣いになったんだろうなと思いました。

2017年9月14日 (木)

あん(映画)

検索ワード「水野美紀」で見つけ、何の話かはあまりわかっていないまま、「あんこ」の話らしいぐらいの前知識でなんとなく観始めたら、「あれ? この話知っているぞ?」と気がつきました。映画というか映像では観ていないような気がするから、原作本があってそれを読んだのだろうか? と思って調べたら、2年前に配偶者が図書館から借りてきて読んだ、ドリアン助川作「あん」の映画版でした。

当時の記憶をたどると、あまり感心していない様子。でも映画はなかなか良かったです。やっぱり樹木希林さんが上手いからでしょう。原作では永瀬正敏の演じた店主の部分にも物語が展開されるのですが、その部分を大幅カットしていることもあり、原作では「いい話なんだけど、ちょっとリアル感がない」と思った弱点を補って余りある、わかりやすい映画でした。

肝心の水野美紀は、ちょい役でしかもどちらかというと悪役に近い感じで、冒頭から登場しているにもかかわらず「あれ、この人水野美紀じゃん」と半分ぐらい観てから気がつくような、そんなしょうもない存在でした。

2017年9月13日 (水)

ヴァイブレータ(映画)

ゆるいあらすじだし、あんまりお金もかかっていなさそうだけど、まあ面白い映画でした。もともと僕は、寺島しのぶは嫌いじゃないというよりは好きですが、まだ若かった(2003年の映画だから30歳)ということもあって、可愛いと思いました。

トラックの運転手とアルコール依存の女の人の行きずりのロードムービーですが、孤独な男女同士が接点を持ったらそうなるだろうなという、違和感のない展開で95分間飽きずに観ていられます。

最後も自然にすっきりハッピーエンドといえるから、いい気分になりました。女性からは「男にわかるのか?」という意見がありますが、男が見ても、それは女性が持つ感想とは違うのだろうけど、面白く観ることができたと思いました。ヒントは、夜中に一人で長距離ドライブをしたことがあるかどうかと、その心理状況に共感できるかどうかですね。

2017年9月11日 (月)

瞬 またたき(映画)

検索ワード「清水美沙」で観た映画。というか、あまりに眠すぎてまだ全部観ていません。しょうがないから、あらすじだけ見て、もはや観る気が失せてしまいましたが、でも観ないと感想が書けないしな~と思っているところ。

主演は北川景子です。この人はCMで台詞なしならいいと思うのですが、台詞なしの演技をさせるには聾唖者の役ぐらいしかないからそういうわけにもいかず。顔芸ができるから、まあ女優でもいいのですが。本人の人柄が活かせる役にめぐり合えるといいですね。

あらすじしか知りませんが、バイクのタンデムでトラックと衝突して運転者は背骨が折れて死亡したのに、自分が軽い怪我だということと、事故の瞬間の記憶がないから取り戻したいというような内容。「そんなの、2時間もかけなくても、どういうことか想像つくじゃん」な話です。

トラックと正面衝突して背骨が折れているのに、なぜか指が3本だけちぎれてそれをくっつけようとするとか、即死したんじゃなくてなんかしばらく生きていて会話するとか、物語を盛り上げようとするへんてこなエピソード満載のようです。まあ、観ていないから文句を言うのにも気合が入りませんが、観ようという意欲も湧いてこない。

これを観る前に観ていたのが「ジョゼと虎と魚たち」だから、よけいにこの映画のつまらなさが強調されているのでしょうか。今度観て寝てしまったら、もう永遠に観る機会はないことでしょう。

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