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映画・テレビ

2017年7月25日 (火)

愛の渦(映画)

123分の映画で服を着ている時間が18分30秒とか、主役の女優さんの派手なベッドシーンがあるとか、という映画を観てみました。

確かに服を着ている時間は少ないけど、ほとんどずっとタオル巻いています。主役の女優さんのそのシーンは確かに派手だけど、むしろ「これは笑うところなの?」というぐらい、嘘くさい。べっちょべちょに汗をかいているかのように、水か何かでテカテカしているし。よりリアルにするなら、あれぐらいの年齢の女性の肌は水をはじくから、玉のような汗にしないとダメ。ああいうふうにテカテカさせるのは、昭和のポルノです。

本来「性欲」がテーマの会話劇だそうですが、会話のやり取りもそんなに面白いわけじゃないし、これまた主役の女優さんの派手な演技を公開することが主目的の、一種のPV(イメージビデオ)なのかな? と思いました。ただ、端役の三津谷葉子さんの陰部が腐ったザリガニの匂いがする(役の上での設定)なんて、そんな役を引き受けた彼女はえらいと思いました。東京大学物語もそうだったけど、絶対に乳首を見せないところにこだわるのもえらい。つまらないことでも、徹底するというのはたいしたことです。

2017年7月24日 (月)

うそつきパラドクス(映画)

原作漫画には感心しましたが、映画化されているとは知りませんでした。あの美しいというか見事な心理描写というかよくできたストーリーがどう再現されているか、とても期待して観てみました。

DVDとBlu-rayになっているから、内容を確認せず買おうか(DVDで定価3,800円+税)と思ったのですが、レンタルとか無料視聴(海賊版)とかもできる世の中なので、そうしました。結果、これは大正解。買って観るほどのものではないと思いました。

原作に欠点があるとすれば、やたらとおっぱいが無駄に出てくることなんですが、映画版では、何だかよくわからない性交シーンが続きます。AVじゃないからまったくエロくはないし、本当に無駄に長い。83分の映画なのに、15分ぐらい。よっぽど低予算で尺が足りなくなったから、時間を稼ぐためにたくさん撮った性交シーンをつないだのか? と思うぐらい。あるいは、主人公のPV(イメージビデオ)の目的が隠されているのか? 

しかも、原作の話の2割ぐらいのところで突然終了。原作を読んだ人には「なんじゃこれ?」だし、読んでない人にも「?」な映画だと思います。やっぱり、主人公のPVなの? 

2017年7月18日 (火)

映画「銀魂」

人気漫画を実写化すると、たいていブーブー言われるトホホなものが多いような気がしますが、ヤッターマン以来の成功作ではないかと思いました。僕はこの映画を見るにあたって、原作を読んでから行こうと思って原作を手に取りましたが、3ページほどで断念。そもそも週刊少年ジャンプのマンガで面白いと思ったものって、今までないです。

ところが、映画そのものはとんでもなく面白かったです。眠たくなるシリアスシーンと交互にやってくるギャグシーンを待ちわびて観させるというパターン。久々に涙が出るほど笑えました。たぶん、誰が見ても笑えるから高尚な笑いではないでしょうが、下ネタはあっても下品じゃないから、こういうのって好きです。

ただし、週刊少年ジャンプを読むようなお子ちゃまに毛が生えたぐらいの脳向けなので、女の子と見に行くときは相手を考えたほうがいいと思いました。「うんこちゃん」とか「ちんちん」で笑ってくれるような優しい女性でないと、一緒に行ったら怒られるでしょう。

2017年6月24日 (土)

64(ロクヨン/映画/前編・後編)

原作は1回だけですが、読んであらすじを把握しているうえで映画を観ました。前編・後編合計で4時間の長作です。原作の内容を基本的に忠実に再現し、最後だけが違う(原作の最後の後に補足がつくようなイメージ。「20世紀少年」みたいに、別の結末というわけではなく)という感じです。

正直に申し上げて、前編の部分は30分ぐらいにまとめるか、後編だけで済ませたほうがよいと思いました。というか、前編を見終えた時点で、「なんだかな~」と後編を見る気持ちが失せたというべきかも。それぐらい前編はつまらなかったです。

でもまあ、話として中途半端だし、原作を呼んでいる僕としては、ちゃんと最後まで観ようと思って後編を見始めたら、「なんで前・後編に分けたのだろう? 後編だけでいいじゃん」と思いました。

さらに言えば、原作の大まかな内容をほぼ忠実にたどって、原作の結末にあたる部分まで話がすすんで、ふと時計を見たら尺が40分ほど余っています。「これから40分、どうやって埋めるんだろう?」と思ったら、「原作とは異なるラスト」という宣伝文句の意味がわかりました。ここからもうひと悶着あるわけです。

というわけで、よくある話ではありますが、原作を読んでから見るべき映画だと思いました。原作を読んでおかないと「?」な部分も少なからずあるし。でも、原作を読んでおくと余計に、前編はいらないと思うかもしれません。だいたい、原作がいろんな内容を盛り込みすぎて、本当に面倒くさい本なんですよ。あらすじはいいんですけどね。

2017年5月12日 (金)

シン・ゴジラ

Img_visual_jp ものすごく面白いという噂を聞いて、「ゴジラ」シリーズを1回も見たことがない(家にDVDが数枚あることはある)僕でも面白いと思えるのか、auでコインをもらったのでビデオパスでレンタルして観てみました。よそより高いけど、タダだからいいか。

確かに、これはなかなかのものでした。前半の緊張感ある展開の説得力が何だかわからないけれどもすごいと思いました。ちゃんと自衛隊などに取材して、本当にああいう会話をするのだそうですが、確かに「本当にこうなんだろうな」と想像できます。それが、後半のものすごく都合のいい展開の説得力のなさ(途中で車や電車がやたらと物理法則を無視した飛びかたをするあたりから怪しいのですが)を補って余りあります。

僕は医療現場の仕事だから、医療ドラマが嘘ばっかりなのはよくわかっているし、刑事ドラマだってそうじゃないですか。見ているほうも、それはわかっている。ところが、この映画では、これがリアルなんだろうなと思えるのがすごい。

子どもたち(もう15歳と13歳)も、大人のリアル感がわからないなりに何だか楽しんでみることができたようです。ゴジラの「そんなの絶対ウソ」な地対空レーザー攻撃が特に良かったようです。

2017年3月15日 (水)

傷だらけの天使 第19話「街の灯に桜貝の夢を」

DVDレコーダーを買い換えた記念に、録画第一発目として何を録画するか考えたとき、「そういえば「傷だらけの天使」をちっとも観ていないなと思って録画したのが第19話「街の灯に桜貝の夢を」でした。「関根恵子がゲストで出ている回」ぐらいの認識です。

初めの方で阿藤快が出ていて「おお、若い」と思ってそのまま観ていたら、なんとも酷いお話でした。21世紀にこれは作れないよねという酷さ。1975年ぐらいの世相を反映しています。

前半を反省して、後半はあまり酷い映像は流さないということにしたそうですが、はっきり言わない・映さないだけで、無言というか言外ではっきりわかるところがまた酷い。

21世紀的にも、まだそういう世界というか事象は現実にはあるというか、もっと酷い形で存在し続けているのは間違いないにせよ、それは表沙汰にはしません。せいぜいR15以上の映画ぐらい。それをTVで(夜9時~1975年には10時~からとはいえ)やってしまうとは。

ただ、解釈の仕方の救いとして、岸田森が言っていることが嘘八百だと思えば、若干救われるところがないこともないです。そこに期待ですね。

そいういうのは面白かったからまあいいとして、岸田今日子が出てこなかったのが一番残念でした。岸田森だけじゃちょっともの足りません。

2017年3月11日 (土)

傷だらけの天使

ちょっと前からBSで再放送していて、第1話だけ金子信夫が出ているというから録画して観ました。伝説のTVドラマということで、続編「傷だらけの天使 『魔都に天使のハンマーを』」という矢作俊彦さんの小説があるのですが、これを読んで「本編を見ないと面白さがわからないぞ」と思ったのもあります。

とはいえ、ウルトラマンみたいな番組は、いま観ても面白いですが、TVドラマは映画と同じで、その時代を生きた経験がないとちょっと観ていてつらい。とりあえず最終回(26話)は小説と関係ありそうだから観るつもりで、他の回はゲストに興味があれば観ようと思いながら、結局第2話をちょっと観ただけで忘れていました。

でも、週に4話ずつというゆっくりした進行なので、まだやっと20話程度です。ゲストも面白そうな感じなので、これから毎回録画してみようかと思います。

2017年2月20日 (月)

ドラマ洞窟おじさん完全版(NHK)

日曜日にTVをつけたら、リリー・フランキーが全裸でシャワーの水をかぶって、冷たくて驚いて走っているシーンでした。そのまま目が離せなくなってしまって観ていると、家出をして洞窟というか、たぶん廃鉱で住むことになって云々というドラマ全4話のうち、その日放送(再放送)された2話を見てしまいました。

「ほぼ、実話」というとおり、ところどころ脚色もあると思いますが、年齢を逆算してみると僕の両親と同年齢で、つまり敗戦の翌年の生まれですから、こういう人は少なからずいたと思います。自分から家出しなくても、自然とこういう生活をするようになった子どもが。多くは長じるに従い社会に居場所を見つけると思うのですが、この「洞窟おじさん」の場合は、2話目で親切な夫婦(戦争で子どもを失った)に「うちの子供として一緒に暮らさないか」と言われて断るように、56歳で自販機を壊そうとして現行犯逮捕されるまで、子どものころの虐待がトラウマで他人とうまくやっていけず、基本的に孤独な、いわゆるホームレス生活を続けました。

続きを1週間待って3~4話目を観ると、社会復帰の話でした。個人的には「そのまま反社会的に頑張ってほしい」と思わないでもなかったですが、「寂しくって」と本人が言うように、人(に限らず多くの動植物)は一人ぼっちには耐えられないということなのでしょう。自然の摂理です。社交的ではない僕でも、家族には優しくしてほしいし、優しくするわけです。

2016年8月31日 (水)

君の名は。

そんなことはめったにないのですが、公開翌日に観ました。なんだかいろいろなことがたくさん盛り込んであって、あちらの顔とこちらの顔とそれ以外の顔を全部立てて、ややSFチックなストーリーも破綻していなくて、面白かったです。いまどき風に展開が速くて、手に汗握れるし、評判どおり画もきれいでした。特に東京やTV中継で流星を見ながら「きれい」と皆が酔っているのと同時進行で、街が壊滅しているということを強く暗に繰り返し見せつけるところが秀逸です。唯一気になったのは、うるさい音楽でしょうか。いいシーンで「ジャンジャカうるさいんだよ!」と、映画への集中力が薄れるような気がしました。

つっ込みどころもあります。隕石がそんな近くに2回も落ちるか? とか。そもそも僕はどんな話かまったく先入観なしに観はじめたのですが、冒頭の彗星を観るシーンで、「これ落っこちて被害が出るんじゃないの?」と思ったら、案の定落っこちます。この落っこちて起こる被害について、生々しく再現というか表現されているのは、個人的には感心しました。どういうことになるかは、あまり知られていないと思うから、わかりやすくみんなに周知させたほうがいいと思います。ただ、避難先の学校が無事だというのは、被害の表現を見ていると、ちょっとリアルではないですね。ほか、自室の勉強机の椅子が某輸入家具商のオフィスチェア(たぶんスポンサーなんだと思います)だし、その他スポンサーの都合が感じられるところが多々あり。まあ、話の内容とは関係ないのですが。

最後「君の名は?」で終わるところは、「君の名は」というタイトルから我々以上の年齢の人なら必ず想起される別の話へのオマージュが感じられ、それ以外にも観ていてゾクゾクするところがたくさんあります。配偶者に誘われて映画館に行くことが増えましたが、観る映画観る映画全部面白くて、こういう楽しみもあるんだなと再確認しています。

2016年3月 9日 (水)

昨年CM好感度ぶっちぎりNo.1のau三太郎CMを通して観てみました。

auでXperia Z5を買った記念に、三太郎CMを全部通して観てみました。そして、これは確かに秀逸というか好感度ぶっちぎりNo.1なのも納得だと思いました。ついでに、僕がついスマホ化してしまった遠因じゃないかとも思います。

このCMの前の好感度No.1は「白戸家」で、ちょっとだけ「携帯電話会社儲けすぎなんじゃないの?」と思ってしまいますが、白戸家がもう飽き飽きなのに加えて、いま出てる変な犬が、少なくとも犬嫌いの僕には火に油だし、やっぱりあの会社の電話はつながりにくい気がするから、そういうことの相乗効果と比べると、三太郎CMはシンプルで素直で観ていて受け入れやすい。

特に、普段のコミカルなのとは違うエモーショナル路線をときどき節目節目で流すのもうまいと思います。正月の「みんな英雄」なんて、一分間「何か別の話てんこ盛り過ぎない?」とツッコミながらも、歌のせいで何か心に響くじゃないですか。

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