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2017年9月 1日 (金)

青森ドロップキッカーズ(森沢明夫)

青森三部作の2つ目。主にカーリングにまつわるお話。1つ目の「津軽百年食堂」よりは面白く読めましたが、2回目を読もうと思わないのは相変わらず。中学生のいじめの内容も出てくるのですが、例えば荻原浩さんのような爽快(心地よい不気味さ)な扱いではなく、なんとなく読んでいて辛い描写と言うか表現になっているところが特徴でしょうか。

よく、この作者の話は「泣ける」と言われますが、大衆演劇の「泣ける」であって、なんとなく底が浅いというか、どうも心から「いいですね~」とは言えないところが歯がゆいと思います。いいお話なんですけれども、ちょっと物足りないような。教養が足りないと言うと悪口になってしまいますが、そんな感じ。

実際に綿密に取材したり勉強したりしてしっかり書いているのだけど、その取材内容が著者の中でじっくり熟成していなくて、活きはいいけど深さがないという感じでしょうか。すでに三部作の3つ目「ライアの祈り」を読み始めていますが、これは新境地な感じがしています。

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