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2017年9月

2017年9月30日 (土)

泪壷

渡辺淳一原作、ガンで妹を亡くした姉と、妹の夫との物語。単純な話ではなく、ごく自然で無理のない内容で、子どものころの出会いから妹と男性の結婚を経て葬儀があり、また再会して恋愛関係になるという一連の流れを楽しめました。

というようなことはどうでもよくて、この映画を観ようと思った人の半分以上の動機は、主演の小島可奈子のおっぱいを見たいということのはず(僕は違いました。検索「R指定」で、渡辺淳一原作の映画を、事実上始めて観るからという理由)。検索ワード「R指定」の理由は、エロじゃなくて、血は苦手だけど、痛くない残酷表現ならまだ大丈夫だと最近わかったから。平たく言えば、仕事がら、死体損壊には耐性があるみたいです。

AVに比べれば、殺陣同様に所作(腰の部分を布で隠す)などもあって何ということもないエロさ具合なのですが、誰かが言っていたように、映像に美学が感じられる美しさが「さすが映画」という感じ。児島可奈子の綺麗な体(というかおっぱい)がポロンと現れる「ジャージを脱がされるシーン」の美しさには、エロさより前に息を飲んでしまいました。

2017年9月29日 (金)

おんなのこきらい(映画)

このごろ毎日、一日に4~5本映画を観ているので、何が何だかわからなくなっています。そんなわけで、全部観る映画はもはや少なくて、たいてい途中で投げ出しています。でないと、そんなにたくさん観られません。

その中で、この映画は全部観ました。面白いというより、眠くならなかったから。「かわいい」ことだけが女子にとって唯一価値あることだと思っている女子が、自分の考えがやや間違っているのではないか思い始める、「そんなこともっと早く理解しろ!」と思いながら観られる映画、を装っている、実はそういう女子を食い物にする男子(を餌食にする別の女子=一般女子)を糾弾する映画。

主人公の女子は、性格や考えかたはもちろん、個人的には見た目もNGなんですが、最後には気の毒で同情してしまうぐらい、周辺人物があんまり性質がよろしくなく表現されています。確かに現実とはそういうものなんだけど、主人公が頑なな姿勢を守り続ける滑稽さが気になってついつい観てしまいました。

2017年9月28日 (木)

かち割り氷 グラスタイプ (ファミリーマート)

駅から家まで約10分歩くあいだ、毎晩宝焼酎ハイボールを飲んでいますが、そのまま飲むより氷があったほうがいいだろうと、しばらく森永製菓のICEBOXを使っていました。しかしながら、これ、そのまま食べるためにすぐ溶けるし、だいたいそもそも甘いしグレープフルーツ味もついてます。

ローソンで水割り用みたいなグラス型コップに氷が入っているものを売っていることを知ったので、ファミリーマートにもないかと調べたらありました。なぜローソンで買わないかというと、ファミリーマートが好きだから。高校生のときからの因縁もあります。

氷の量は、宝焼酎ハイボール500mL(そのまま飲めるほど冷えている状態)2本で全部溶けてなくなる(最後ちょっと氷を追加したくなる)ぐらいの量。1本ならじゅうぶん余ります。蓋がついていてタンブラー式にも飲めますし、ストローもついています。長男によると、部活で先輩が愛用しているらしいです。お金持ちですね。

2017年9月27日 (水)

グレイトフルデッド(映画)

98分の映画ですが、面白くなるのは40分ぐらい経ってから。そこまでは実につまらない。「そうなった理由」というか前振りが延々続いて、何の映画か目的意識なりあらすじを把握していないで観ると、訳がわかりません。

冒頭から、まったく実子に興味がなくてアフリカの困窮児童に送金することしか頭にない母と、そんな母にしか興味がない父に完全に無視され続け、挙句母は「私が行かないと」とアフリカに行ったきり帰ってこず、母に相手にされなかった父は自殺し、姉は「普通の家庭を築くの」と駆け落ちして出て行き、孤独になるまでの話で約10分。「孤独watcher」になってから老人に出会う(実は再会)までさらに15分。孤独な老人(笹野高史)が孤独でなくなるまでがさらに15分。ここまでが訳がわからないうえに、謎が深まって期待値上昇というわけでもなく、とにかく長くて眠くなります(カラテカ矢部太郎に手を食いちぎられる場面は別)。

このあと「私の老人を横取りされた」と怒り狂ってバイオレンスが始まり、なぜか老人が「これは戦争だ」と対決することになり、最後は老人が戦いに勝ちます。その展開が、「なんで老人、警察に通報しないで自分が戦うの?」に始まり、画鋲をマキビシ代わりに撒いたり(踏んで痛がり、倒れて顔に刺さりそれをベリベリ剥がす。演者とスタッフが面白がっているようにしか思えない)、ほうきの柄を包丁で削って槍にしたり、おかしな展開の連続。
最後、なぜ老人に執着したのかがわかるシーンはやや心温まる展開ではありますが、その理由を観ている人わかっても、老人は知らないままだし、妙に宗教的な結末を経て、ラストが腹に槍が刺さっている遺体が倒れるシーン。実に気分の悪い映画でした。

2017年9月26日 (火)

少女~an adolescent(映画)

連城三紀彦の原作を奥田瑛二が、自分主演で撮った映画。初監督だそうです。愛知県の片田舎の不良警察官(背中に刺青あり)と少女(中学生)の如何わしい関係を、純愛と称して描いております。

如何わしいのだけど、文学作品としてちゃんと成立する内容(いささか古典的ですが)ではあるのでまあそれはいいとして、映画にするとちょっとどうなんだろうと少し思いました。僕の感覚では展開に無理があるけど、今でもこういう感覚というのは現にあるのだろうな、とは思ったし、そんなに違和感も感じませんでした。

要するに、男は永遠に17歳のときの感覚を持ったまま年をとるから、15歳の中学生との恋愛はありえるし、15歳の中学生はじゅうぶん大人と変わらない女性の精神構造を持っていて不思議はないだろうということのようです。本人が言うように、16歳で結婚できるのだし。母と娘の嫉妬合戦も、本当にこういうのはあるんだろうな~と思いました。でも、普通に考えると、いまの基準では「淫行警察官」ですから、やっぱりどうなんだろうかと思いました。

あと、途中要所要所でありえない背景(壁や構造物におかしな絵が書いてある)があるのが気になりました。何らかの意図があるのは理解できますが、ないほうがいいのでは?

2017年9月25日 (月)

百瀬、こっちを向いて(映画)

少女マンガ級のよくある青春恋愛物語の映画化。冴えない男子が、モテモテ先輩の二股の本命じゃないほうの女子(早見あかり)と、本命女子からの疑念を遮断するために偽装交際することになります。学校の中ではとにかくひたすらベタベタすると。そのうちだんだん本当に好意を持ち始めたものの、何しろ偽装だから早見あかりちゃんは大変冷たい。そのうち、先輩に完全に早見あかりちゃんは振られてしまうにあたり、先輩からの手紙を冴えない男子が届けるのですが、そのときに「本当に好きになっちゃった」と告白するのですが、「何でいまそんかことを言うのよ。もっと早くに言いなさいよ(私もそうだったのに)」と怒って背を向けたままだから、「百瀬(早見あかりちゃんの役名)、こっちを向いて」というタイトルになっているわけです。

15年後、冴えない男子は1冊の本を書いて賞を取り、記念講演を母校ですることになって帰郷します。卒業後1回も帰郷していなかったらしいのですが、15年ぶりに帰ってくると駅前で先輩の本命彼女(中村優子)に声を掛けられます。でまあ、15年前の秘密なんかの暴露もあったりなんかする(偽装していたことなど先刻ご承知だった)のですが、「講演会に百瀬が来たらいいね」と中村優子にさよなら間際に言われ、結局会えたのかどうかわからないところがちょっと残念。まあ、会えようが会えまいが、15年放置していたら普通ダメだと思いますが。

2017年9月24日 (日)

EAST MEETS WEST(映画)②

あまりにつまらないから、一向に観終えられなかった岡本喜八監督の映画を、ようやく観終えました。やっぱりつまらなかった。

この映画を観ようと思ったのは、矢作俊彦さんの「ららら科學の子」で主人公の「彼」がレンタルビデオで見る場面があるからなんですが、なぜこの映画を取り上げたのかが、よくわかりました。

「彼」は文化大改革時代の1968年から30年間、中国南部の寒村に下放されて文明の進化から取り残されていたのですが、30年後の1998年に日本に戻り、急速に失われた30年間を取り戻します。レンタルビデオは、自分が見た1968年までの岡本喜八作品を観ようと思ったのに、最新作を観ることになって、観たわけです。パッケージはまったく西部劇そのもの、舞台も全編アメリカロケ、出演する外国人はちゃんとした役者ということで、「日本は掛け値なしに裕福になった」と理解と納得し、顔見世程度だけど仲代達矢と天本英世も出ていて、仲代さんは顔が代わっていて誰かわからなかったけど、天本さんは昔と変わらないように見えたし、何より岡本監督がまだ現役で映画を撮っていることに感心します。

ここで重要なのは、彼はこの映画が面白いとはひと言も言っていないところ。それどころか「出てくる誰それと彼それの関係から、岡本監督の以前の戦争映画を思い出した」という感想を持ちます。「掛け値なしに裕福になって、お金もじゃぶじゃぶ使っているけど、全然何も換わってないどころか、むしろつまらないじゃないか」と揶揄しているわけです。

というようなことが、この映画を観ることでようやく理解できました。矢作さんの書く話は、本当に奥が深い。僕の読みかたが浅いのでしょうが、100回ぐらい読んでもまだまだ新たな発見があります。

2017年9月23日 (土)

皆月(映画)

「みんな月でした。がまんの限界です。さようなら」という置き手紙を残して、全財産(少なくとも貯金2,000万円)を持って妻(荻野目慶子)に出て行かれたさえない中年男(奥田瑛二)のところに、妻の弟(北村一輝)がやってきて、義弟に何かと世話になりつつ、妻からお金を取り返すために追跡するという映画。

義弟は暴力団員にもなれない半端なチンピラですが、なぜか「兄貴」と優しく面倒を見てくれます。世話になる一環で、ソープランドに行って、そこのサービス嬢(吉本多香美)と同棲することになり、ウルトラの娘も後半の旅に同行します。そもそも同棲することになった理由は、奥田瑛二の退職金目当てなんですが、セックスの相性も良かったらしいです。親切な義弟も、どうもお金が目当てらしいことが後半明らかになります。

実は妻は義弟が出入りする暴力団の若者と逃げていて、後半荻野目慶子がいっぱい登場しますが、やっぱりこの人は好きじゃないなと思いました。この映画は全体的によく出来ていると思いましたが、荻野目慶子だけ違和感たっぷりでした。

ウルトラの娘は、何だか下品な役(口汚い台詞やしぐさ)を演じていましたが、お父さんもハヤタ隊員以外は悪役ばっかりだったし、だからでしょうか、なかなか上手いと思いました。

2017年9月22日 (金)

忘れないと誓ったぼくがいた(映画)

「数時間すると他人に存在を忘れられる」というありえない設定を受け入れるなら、早見あかりがそういう気の毒な高校生としてなかなかはまり役でした。この設定をありえる何か、例えば映画の中でも示唆されていますが、認知症みたいなものに置き換えてみれば、なおさらこの映画に共感できると思います。というか、認知症にした時点で「明日の記憶(荻原浩)」になっちゃうのですが。

早見あかりのことを覚えていようと必死な男の子の努力は、なかなか感動的ではありますが、現実的に僕ならモーションかけてくる大沢ひかるのほうが好みなので、そっちに行きます。ゲーム「ときめきメモリアル」で、圧倒的に清川さん派だった僕は、短髪で背が高くて美男子っぽいなんて、完全ドストライク。

久しぶりに「ちはる」さんをみて、別にこの人は好きじゃないけど、元気にまだ頑張っているんだなと思いました。

2017年9月21日 (木)

ポテロング クレイジーソルト味(森永製菓)

昨年4月のポップコーン(フリトレー)、今年3月のポテトチップス(山芳製菓)とクレイジーソルト味のお菓子を売っていると必ず買っていますが、大和郡山の某スーパーでポテロングを売っていたので買いました。

うちの子どもたちというか長男は、すっかりクレイジーソルト味にはまってしまい、もともとサラダスパイス(セロリ味の粉)を野菜になら何にでもかけていた人だから、お菓子にもかけ始めるほどでした。

そんなわけで、買ってきてテーブルの上に置いてお風呂を洗って戻ってきてみると、次男と二人で全部食べてしまっていました。こういう美味しそうで目新しいお菓子を少し残しておかないと機嫌を悪くする配偶者(子どもたちの母親)のことを忘れて全部食べてしまうぐらい、よっぽど美味しかったようです。

その後近所で探していますが、ちっとも売っていません。また大和郡山までわざわざ行くのが面倒なので、近隣の系列店に行こうと思いながら、もうずいぶん経ってしまいました。

2017年9月20日 (水)

完全なる飼育(映画)

「監禁された女子と犯人のあいだに愛が芽ばえる」人気映画シリーズの記念すべき第一作目を、二十年近く経ってから初めて観ました。果たしてそんなことが現実にありえるのだろうか? と思いますが、ある種の催眠術というかマインドコントロールでもすればありえるとは思います。ただし、映画ではそういう「術」や「技」は使っていないみたいだから、単純に男性の妄想的願望のまま、何だかよくわからないけど小島聖が竹中直人を受け入れます。

個人的に小島聖みたいな、アメリカの砂糖菓子っぽい(チェリー味のコットンキャンデーとか)お顔立ちの人に、これまでの人生で男女問わずいい思い出がないのですが、なかなかいい芝居をされる人だなと感心しました。22歳で18歳の女子高生を演じているわけですが、服を着ていると18歳に見えます。服を脱ぐと、ちょっと重力の影響を受け始めている感がありますが、それはそれでエロいからこの映画を観る人には問題ないのでしょう。

竹中直人は前張りなし(小島聖はあり)で頑張ったそうですが、あってもなくても見た目にはよくわかりません。演じる側の気分の問題か、大きくなったものがキリキリ締め付けられて痛いからとかということかもしれません。とにかく、股間はほとんど映らないというか、不自然なくらい何らかの布地で隠されます。体位が移る場面で、竹中直人はわざわざそこにある布地を手にとって股間にまとわせます(まるで公衆風呂に入るおっさんがタオルを巻く~一応それが入浴エチケットということになっている~のように)。AVじゃないんだぞ、という監督のプライドでしょうか。

誘拐犯罪をけん制するため、最後に教育的場面が繰り返されますが、大変効果的だと思いました。発表当時はダメだったでしょうが、いまなら若干の編集を加えて学校の授業で見せてもいいんじゃないかと思います。

2017年9月19日 (火)

たみおのしあわせ(映画)

何という酷い話だと思いました。母がいなくて父(原田芳雄)と二人暮らしの男(オダギリジョー)が、何とか結婚してほしい父にお見合いさせられ、断りまくっていたのですが、麻生久美子とは上手くいきそうになって、結婚式までたどり着くけど、父と二人で式場から逃げるという、何かどっかで聞いたことがあるような話。

その他パロディーっぽい内容もあり、忌野清志郎も出てきて変なシーンがあるし、要するにコメディーな映画です。ただし、大筋において笑えないというか、最後結婚式場から父と二人逃げてたどり着いた畑で亡き母の亡霊を追う(心中を想起させる)のですが、ラスト文字だけで「そしてまた夏が来た」で終わるところが無茶苦茶。暴走映画といってもいいでしょう。

結婚式で父子が逃げる直前、子のほうの理由はまあファザコンマザコンでいいとして、父がみるみる脂汗まみれになるところが個人的には一番面白かったです。

2017年9月18日 (月)

天使の恋(映画)

佐々木希という人はモデルさんだと思っていたら、思いがけず説得力ある演技をしていて驚きました。菜々緒もそうですが、そんなに美人じゃないところにご本人の積み上げてきた苦労が見てとれるような、そんな感じがして高感度急上昇です。

映画そのものは、まあ普通のいいお話で、無愛想な谷原章介が佐々木希を忘れたことと引き換えにスマイリーになるところが最大の見せ場でしょう。「いいじゃん、忘れたかもしれないけど、今からまた愛を育もうよ」と観ている人がみんなハートフルになって劇場を去ったことでしょう、というような少女マンガみたいないい話。

2017年9月17日 (日)

日本で一番悪い奴ら(映画)

警察組織の暗部を白日の下に曝す映画。だいたい、暴力団がいけないといっている警察こそが、日本最大の暴力団組織だということを世に知らしめるような内容だと思っていいと思います。

まじめで正義感溢れる青年が、世の不正と公共の安全を守るため(柔道の選手だからその実力を活かそうと)警察官として頑張るうちに、何しろまじめだからどんどん深みにはまって、とんでもない悪人になってしまうというのがメインストーリーですが、その過程を描く中で、警察という組織がとんでもない(役所がやっている暴力団みたいなもの)ということが見えてしまいます。

実は最後までまだ観ていないのですが、もう途中でお腹一杯。警察官が全部そうだとはまったく思いませんが、こういう人は確実にいて税金をじゃぶじゃぶ溜めて(裏金)、公共の安全に役に立たないことに使っているのだと思うと何だかな~とも思いますが、しかし世の中を回すにはそういうことも必要なわけで、必要悪というものについて考えてしまいました。

2017年9月16日 (土)

三文役者(映画)

禿げ頭にギョロ目という特徴的な見た目で日本映画界の名脇役として活躍したらしい殿山泰司という人の、波乱に満ちた半生を再現した映画。

いまの時代ではなくても、当時でもはっきり行ってとんでも人生といっていいようなハチャメチャぶりは、今の若者にはドン引きでしょうが、そういうことがあってもおかしくない時代でもありました。

竹中直人さんはハゲ頭にギョロ目だから、見た目は本人と(言葉にすれば)同じスペック。本人がどういう演技をしているかはよくわからないから、変な京訛り風が正しいのかそうでないのかもわかりません。でも殿山さん本人は関東出身だというから、たぶん、ちゃんと再現しているのだと思います。

竹中直人さんは上手いから文句はないとして、奥さん役の荻野目慶子が何ともいえない感じがしました。上手いのか変なのかよくわからない感じ。特に河内音頭を踊り始めるところは、壊れたのかそういう人をよく再現しているのかが謎。京都訛りの正確さは、どうなんでしょうか、単位は出すけど。。。という程度。

そんなことはまあどうでもよくて、思ったのは、阪神式アクセントではないけど文字にすると関西弁という言葉を、説得力を持って聞けた2例目だということ。僕の勤務先の役員に、岡山出身で大阪でずっと商人をしていたという人がいるのですが、この人が京阪式アクセントではないことに気づいたのは、入社して10年ぐらい経ってからでした。つまりそれぐらい自然に完璧な関西弁を説得力を伴って使っていたということ。僕(に限らず多くの関西人)がエセ関西弁に違和感を持つのは、音痴の歌を聴くのと同じようなものだと思っていましたが、そうじゃないんだと思いました。たぶん、関西弁を馬鹿にしているのか方言を堂々と使うことが羨ましいのか、そういう非関西弁使用者の心が透けて見えるからではないかと。

殿山さんも、本当に映画が好きで、映画といえば京都だったからそういう言葉遣いになったんだろうなと思いました。

2017年9月15日 (金)

白身魚フライ

何となくいつも食べていますが、考えてみれば不思議な食べ物「白身魚フライ」。原料は白身魚というだけで、具体的に何かわからないのはともかくとして(ホキ・メルルーサ・タラなどの深海魚が多いらしいです)、いつのころからか形が引き伸ばしたレモンみたいな形になりました。大きさもいつも一緒。でも、チキンナゲットやハンバーグのように工業的に成型しているというわけでもなさそうです。骨が抜いてあるのも、考えてみれば親切でありがたいのですが、魚に骨がないと違和感があります。

魚の部分は実は少なくて、断面にすると衣:身:衣の割合が2:4:2ぐらいという大阪新世界名物「串かつ(衣:空気:具:空気:衣=2:2:2:2:2)」に匹敵するインチキ具合ですが、こういうフライは衣が美味いからまあいいのです。イギリスのフィッシュ・アンド・チップスは臭くて(魚も油も)不味いですが、魚文化の日本人が食べるものだから普通に美味しい。僕は、レモンを絞ってからソースか醤油で食べるのが一番好きですが、お弁当に入れるときは、冷めても食べられるようにマヨネーズとタルタルソースのブレンドにします。

2017年9月14日 (木)

あん(映画)

検索ワード「水野美紀」で見つけ、何の話かはあまりわかっていないまま、「あんこ」の話らしいぐらいの前知識でなんとなく観始めたら、「あれ? この話知っているぞ?」と気がつきました。映画というか映像では観ていないような気がするから、原作本があってそれを読んだのだろうか? と思って調べたら、2年前に配偶者が図書館から借りてきて読んだ、ドリアン助川作「あん」の映画版でした。

当時の記憶をたどると、あまり感心していない様子。でも映画はなかなか良かったです。やっぱり樹木希林さんが上手いからでしょう。原作では永瀬正敏の演じた店主の部分にも物語が展開されるのですが、その部分を大幅カットしていることもあり、原作では「いい話なんだけど、ちょっとリアル感がない」と思った弱点を補って余りある、わかりやすい映画でした。

肝心の水野美紀は、ちょい役でしかもどちらかというと悪役に近い感じで、冒頭から登場しているにもかかわらず「あれ、この人水野美紀じゃん」と半分ぐらい観てから気がつくような、そんなしょうもない存在でした。

2017年9月13日 (水)

ヴァイブレータ(映画)

ゆるいあらすじだし、あんまりお金もかかっていなさそうだけど、まあ面白い映画でした。もともと僕は、寺島しのぶは嫌いじゃないというよりは好きですが、まだ若かった(2003年の映画だから30歳)ということもあって、可愛いと思いました。

トラックの運転手とアルコール依存の女の人の行きずりのロードムービーですが、孤独な男女同士が接点を持ったらそうなるだろうなという、違和感のない展開で95分間飽きずに観ていられます。

最後も自然にすっきりハッピーエンドといえるから、いい気分になりました。女性からは「男にわかるのか?」という意見がありますが、男が見ても、それは女性が持つ感想とは違うのだろうけど、面白く観ることができたと思いました。ヒントは、夜中に一人で長距離ドライブをしたことがあるかどうかと、その心理状況に共感できるかどうかですね。

2017年9月12日 (火)

大阪環状線から103系勇退。

というニュースを聞いて、現在2編成しか走っていないというから「結構見るけどな~」と思って通勤途中で数えると、自分が乗っているのも含めて連続4編成見ました。「おかしいな~」と思ったら、201系も一緒に数えていました。僕のようなアマチュアには、横から見たら見分けつかないです。

大阪環状線にホームドアをつけるため、3扉車に統一する一環としての意味合いと、省電力化が廃止の理由らしいです。まだ201系が走っているから3扉統一化(ホームドア設置)はもうちょっとかかりそうですが、もはや3扉車のほうが多いから早く統一してもらわないと、駅で到着待ちの列の並び間違えしそうで面倒くさいです。

103系だから10月3日がラストランだそうで、当日の混雑(マニアが殺到する)を避けてダイヤは未発表だそうですが、発表しようがしまいが1日中混乱するのだから、発表したらいいのにと思いました。あるいは、始発や早朝だけ103系を走らせて、あとから「さっきのが最終営業運転でした。残念でした」と発表して非難轟々浴びるけど、ホームの混乱はないということにするか。

2017年9月11日 (月)

瞬 またたき(映画)

検索ワード「清水美沙」で観た映画。というか、あまりに眠すぎてまだ全部観ていません。しょうがないから、あらすじだけ見て、もはや観る気が失せてしまいましたが、でも観ないと感想が書けないしな~と思っているところ。

主演は北川景子です。この人はCMで台詞なしならいいと思うのですが、台詞なしの演技をさせるには聾唖者の役ぐらいしかないからそういうわけにもいかず。顔芸ができるから、まあ女優でもいいのですが。本人の人柄が活かせる役にめぐり合えるといいですね。

あらすじしか知りませんが、バイクのタンデムでトラックと衝突して運転者は背骨が折れて死亡したのに、自分が軽い怪我だということと、事故の瞬間の記憶がないから取り戻したいというような内容。「そんなの、2時間もかけなくても、どういうことか想像つくじゃん」な話です。

トラックと正面衝突して背骨が折れているのに、なぜか指が3本だけちぎれてそれをくっつけようとするとか、即死したんじゃなくてなんかしばらく生きていて会話するとか、物語を盛り上げようとするへんてこなエピソード満載のようです。まあ、観ていないから文句を言うのにも気合が入りませんが、観ようという意欲も湧いてこない。

これを観る前に観ていたのが「ジョゼと虎と魚たち」だから、よけいにこの映画のつまらなさが強調されているのでしょうか。今度観て寝てしまったら、もう永遠に観る機会はないことでしょう。

2017年9月10日 (日)

旬魚と地酒 鱻(SEN) 京橋コムズガーデン店

配偶者と天保山に行く前に、しっかり腹ごしらえをしようということで、京橋でランチを食べました。僕は天保山でウェンディーズを食べるつもりでしたが、ウェンディーズは高いから中止にしました。

個人的に京橋はお酒を飲むところというイメージですが、ランチ営業にも力が入っています。でも、昼間っから飲んでいる人の割合が高いのも間違いないです。とりあえずいつも夜飲み歩くあたりをシャレで1周して、珉珉の前も通ったけど開店(11時半ぐらい?)前でシーンとしていたので、若者や女性の多いあたりへ移動(地下鉄に乗るし)。コムズガーデンをウロウロして、海鮮丼が食べたいという配偶者が「がんこ」か「四六時中」か「旬魚と地酒 鱻(SEN)」かで迷って、一番魚がおいしそうでイオンなどにも入っていない後者にしました。

見るからに完全に「飲み屋」ですが、僕らの前の熟女グループが店員と話をしているのを聞いていると、ランチ営業でも手を抜かずにちゃんと作っている様子が伺えます。個人営業の洋食店で、「ランチ用のエビフライやハンバーグは出来合いの冷凍」といったインチキ(値段がディナータイムと3倍ぐらい違うからしょうがないですが)を散々見ている僕としては、ちゃんと作っているなら面白そうだと思って、「カレーうどんと鶏の唐揚げ定食(780円)」にしました。本当は、お寿司定食みたいなのにしたかったのですが、酢飯を今から混ぜるというので。そんなもの、開店前に混ぜておいてほしい。

先に入った熟女軍団が、どんどん喫煙を始め、「そういえば、お煙草はお吸いになられますか?」と聞かれなかったな(=分煙じゃないということ)ということで、もはや点数はマイナスレベル。そもそも、いまどきランチ時に全面禁煙でないというのは、いかがなものかと思います。熟女といえども、京橋をうろつくような人は、まだお煙草中毒の方も多々いるということですね。

配偶者の海鮮丼は、美味しかったそうです。そりゃ、いかにも魚が美味そうな店だから美味かろうよと思いましたが、がんこなんかだったら近商ストアぐらいのお刺身(スーパーの中では抜群ですが)レベルだから、かなりいいということでしょう。ご飯が特に美味しいとのこと。

僕のから揚げとカレーうどんは、から揚げは冷凍をレンジで温めたっぽかったです。表面がニュルッとしていまいた。カレーうどんも、冷凍うどんと出来合いのカレーにちょっと出汁投入みたいなのを土鍋に入れたもの。出来合いのカレーというのは、下手な自家製カレーより美味しいからまちがいなく美味しいのですが、冷凍うどんというだけで僕は「0点」でした。しょうがないから、カレーソースにご飯を投入したら、すごく美味しかった。きっとカレーライス(メニューにあるみたいです)が正解なのでしょう。

小鉢がごま豆腐というか葛豆腐だったのですが、これは自家製だったようです。もしかしたら、これが一番コストがかかっているかもと思いましたが、これこそ出来合いかもしれないし、そもそも僕は普通の豆腐は好きだけど葛豆腐はどうでもいいし、何ともいえません。あと、家に戻ってからネットでメニューを再確認しながらこれを書いているわけですが、味噌汁がついていなかった気がしました。

個人的には、寿司屋など魚介を出す店で喫煙ができる時点で「論外」といいたいところですが、居酒屋だとして判断すると、「がんこ」よりはいいとは思いました。「がんこ」は完全にインチキですから。働いている寿司職人がかわいそうになります。

2017年9月 9日 (土)

天保山アニパ

配偶者が「カメやアルパカと触れ合いたい」というので、生駒山上遊園に行こうと思ったら、もう動物園みたいなものはなくなってしまっているようです。以前はケーブルカーの駅のそばにあったのですが。

おおさか府民牧場もないし、しょうがないから探してみたら、カメと触れ合えるところは、天保山アニパが一番近そうでした。配偶者は自家用車で行く気満々でしたが、このごろ電車派になっている僕が「駐車場代などを考えると、ぜひ電車で」と提案すると、「では鉄道に馴染む練習ということで」と同意いただき、電車で行きました。

自家用車で行くと、高速道路代が1,000円以上かかって、駐車場が2,000円。電車なら、定期券がある僕は地下鉄代だけで往復560円、JR代もかかる配偶者はちょうど1,000円。約半分で済みます。しかも、地下鉄乗り放題の1日乗車券「エンジョイエコカード」は600円で買えるので、4区(320円)以上地下鉄に乗る人は、往復乗るならこれのほうが得だし、1回でも途中下車するなら(初乗り180円だから)得です。僕は乗り気だったのだけど、配偶者は寄り道したくないみたいで、今回はパスしました。

天保山アニパは、入園料が中学生以上600円で時間無制限ですが、どんなに長くいても1時間ぐらいで飽きると思います。カメ・げっ歯類・犬猫・アルパカとフクロウがいるだけだから。触れるのはフクロウ以外で、犬猫も抱き上げるのは禁止だとか、顔と頭以外触るなとか、小うるさいルールが満載です。まあ、ものすごいたくさんの人が入れ替わり立ち代りやってくるから、動物たちのストレスを考えての配慮でしょうが。

犬猫の人スレ具合は最高で、慣れているのを通り越して腹立たしくさえあります。悟りを開いた仙人級かもしれません。カメやげっ歯類は、まあ普通な感じ。フクロウは触れませんが、怖いから触ろうとは思いません。指ぐらい噛みちぎられそうですから。

いろいろな動物を触った結果、カンガルーの触り心地が抜群だということがわかったのが収穫でした。ネコの腹を触ることができたら、と思いましたが、きっとカンガルーのほうが触り心地は良さそうです。

2017年9月 8日 (金)

ジョゼと虎と魚たち(映画)

田辺聖子原作の短編小説を、池脇千鶴と妻夫木聡出演で映画化。足が麻痺して歩けない孤児の池脇千鶴と、普通の大学生の妻夫木聡の、婚約寸前に至る恋愛と破局の物語。

まず好きか嫌いかというなら、僕はかなり好きな映画でした。まず第一に、池脇千鶴とその養母の新屋英子の台詞回し。完璧な関西訛をパーフェクトな説得力と感情を込めて演じています。監督は関東の人だから、脇役の上野樹里も含めて方言指導は皆無(現に、青森出身の新井宏文はデタラメだった)、100%自分の言葉ということ。この池脇千鶴台詞回し、関西人以外には棒読みに聞こえると思います。関西人(関西訛を話せる人)にしかわからないでしょう。

それと、障害者というか社会の弱者と健常者の係わりというすごく重いテーマなのに、笑いを交えつつある意味軽いタッチでしっかり肝心の部分は描けているということ。最後のほうで、ものすごく残酷なことをされてしまったことを示唆するような部分もあるのですが、「まあ、それもよし」と軽く流してしまいます。田辺聖子さんが大阪の人だからでしょうし、監督と脚本(兵庫出身の女性)が秀逸なんでしょう。最後、池脇千鶴が車いすに乗っているシーンのあと、一人ぼっちだけどそんなに寂しくなさそうな日々の雰囲気(清潔な室内・曇りのない池脇千鶴の表情)で終わるところが、実に爽やかで気持ち良く見終えることができました。

事実上(僕がいいと思った部分に関して)何の賞も獲得していないようですが、ラストはいわゆる平凡(だけど、あれしかないという意味では100%完璧)だし、関西弁を解さない人にはわからないんだからしょうがない。

2017年9月 7日 (木)

藤井農園のいちじく

大阪府羽曳野市にはチョーヤ梅酒の本社があって、今でこそ梅酒の会社ですが、元々のルーツはぶどう栽培とぶどう酒の製造販売が業でした。梅酒は、そもそも梅干しやぬか漬けのように個人がそれぞれの家庭で作るものでしたが、そういう習慣が廃れたので、結果ヒットしたようです。

昔は日本一のぶどう生産地だった大阪府の主なぶどう産地の一つだった南大阪は、今でもぶどうの生産量が多いですが、いちじくも隠れた名産品です。特に羽曳野の藤井農園のいちじくは、味が他とは違うと最近話題沸騰中です。

いちじくなんか、庭に生えていてイヤになるぐらい子どものときから完熟果を食べていたから、いまさらわざわざわざわざ買ってまでとは思わないのですが、配偶者が「今年も美味しいいちじくが食べたい」ような話をするので、藤井農園のいちじくがそんなに美味しいのならと、買ってみることにしました。ちなみに、ここのいちじくを使ったケーキを、1カット1700円で食べさせる店があるような、それぐらい今セレブリティないちじくです。

農園の直売所は、予約しないと飛び込みでは買えないとのこと。ネットじゃ予約できなくて、電話するみたいなんですが、それは面倒。不定期でデパートやらあちこちに出荷するそうですが、そんな不確実なことじゃダメというわけで、たぶんあるであろう羽曳野市の道の駅に行きました。

9時オープンらしいから8時半に着けばいいかと思って行ったら、9時半オープンとのこと。でももう10人ぐらい並んでいます。9時の時点で100人以上並んでますし、駐車場は入場規制かかってます。そんなにいちじくが欲しいのか?

販売所は農協の直売所で、並んでいる人の目的はぶどうや野菜のようでした。全部で数百パックありそうないちじくコーナーには1番のりでき、10パックぐらいしかないない藤井農園のいちじくの中から厳選した1パックを買うことに成功しました。

早速持ち帰って食べてみると、確かにスーパーの早もぎいちじくとはモノが違う甘くて美味しいいちじくでしたが、そんなにありがたがるほだどだとは思いませんでした。というか、世の中まがい物が溢れ過ぎというか、味のわからない人が多過ぎなんじゃないかと思います。

救いは、1個50円と安かったこと。こんな当たり前のもの、生産者のご家族が毎朝3時に起きて4時から収穫して、1年中木を管理する大変なご苦労には敬服しますが、桐の箱に入れて1個1000円で売るようなインチキはしないでほしいです。

2017年9月 6日 (水)

ニュータイヤの皮が剥けたと油断してつるっと滑りました。

営業車のタイヤの側面をバーストさせ、間もなく車検ついでに3年弱履いていたタイヤを4本全交換して1週間。毎日タイヤを確認しながら、そろそろひと皮剥けたし、フィッティングの水か石鹸水か何かわからないけど、タイヤ組み付けワックスも連日の猛暑で剥がれただろうと判断し、ちょっとした交差点を曲がるときにヒョイッと限界9割コーナリングしてみました。

そしたら、信号無視して斜めに渡ってくる阿呆な自転車がそこにいて、もちろん僕はそういう危険予知は常にしていますから、跳ね飛ばしたりなんかしなくて「想定内、想定内」とブレーキに足をかけたら、後ろがプルンと横滑りしました。毎日チェックしていた前輪はちゃんとひと皮剥けていたけど、後輪は斑に剥けていたようです。

そんなに限界ギリギリじゃなかったし、速度も40km/h程度だから大事には到らず、ちょっとカウンターを当てて軽い揺り戻し一発だけで済みましたが、あとで後輪を確認すると、やっぱりまだちゃんと剥けていなくて、表面にバリが残っているところがありました。前輪駆動の後輪は、負担が軽いからしっかり走るか早々に前後入れ替えないとダメだと痛感。いい勉強になりました。

2017年9月 5日 (火)

明烏(映画)

夏休みに観た「銀魂」の監督である福田雄一さんの2015年の映画「明烏」を、「女子ーズ」に続いて観ました。舞台はホストクラブで、場面転換もほとんどない低予算っぽいコメディー映画ですが、ホストクラブは話の筋にほとんど何の関係もありません。

面白さのツボは「銀魂」や「女子ーズ」と同じ。自虐と間を外した(上手い間を取らないと、ただ滑っただけになるから難しい)まま執拗に続くやり取りが中心の、老人にもわかる笑いの芸。こういうノリは、すでに前例があるパターンではありますが、最近の「何が面白いの?」という主に関東系の笑いのノリとは違って、われわれ関西人でも面白いと思います。

関東の人たちは、プライドが高いのか、自分たちが所詮地方出身者だというコンプレックスなのか、自虐ネタを嫌うような傾向があるような気がしますが、完璧な人はいなくて皆弱点を持っているのだから、それを笑い飛ばしてしまう正直さが僕は好きです。

とはいうものの、面白さを演出しない部分が退屈なのも、この監督の映画の正直なところ。面白い部分とのコントラストのためでしょうが、いつも眠くなってしまいます。エレベーターの扉が開くのが待てずに扉を蹴っ飛ばしたり階段を使ったりする短気な僕には、個人的にちょっとその部分(待ち時間)が長いのかもしれません。

2017年9月 4日 (月)

トン チーズ&スパイシー缶300G(東洋ナッツ)

数ヶ月ぶりにディスカウントショップの「ジャパン」に行ったら、お酒類があまり安くないことに気づき、しょうがないから何を買おうかと思案した結果、スナックばかりで豆菓子をこのごろ食べていないと思いました。イカリ豆やミックスナッツ(TON'Sの赤い缶入りの中身を袋に入れたやつ)と一緒に、初めて見る黄色い缶も買いました。青い缶(ナッツ&クラッカー)は知っていましたが、黄色いやつは「チーズ&スパイシー」とのこと。2種類のチーズスナックと2種類のジャイアントコーン(白胡椒味と黒胡椒味)といつものナッツ類(ピーナッツ・アーモンド・カシューナッツ・スパニッシュピーナツ)が入っています。

うちの子どもたちというか、次男はジャイアントコーンが好きなんですが、缶を開けてみるとジャイアントコーンだらけで大喜びです。夜出して、朝見てみたら3割ぐらい減っていました。1缶600円(定価は800円)ぐらいするのに。ハムスターの餌じゃないですが、1日スプーン1杯ぐらいで我慢してほしい。

チーズスナックは、六角形のポリンキーみたいな網あみのやつはまあまあ普通でしたが、濃厚チーズインというやつは、チーズ鱈に匹敵する新しいお酒のお供と言うような味でした。1個で水割りが2杯は飲めそうな味です。

2017年9月 3日 (日)

ライアの祈り(森沢明夫)

青森三部作の最後。これまで読んだ森沢明夫作品とは違う展開というか雰囲気(ありえないファンタジー風)が新境地だと思いましたが、しかしこれが終盤までかなり展開が眠い。一応、今まではダラダラながらも続けて読めていたのですが、これは途中で10回以上眠ってしまいました。個人的に、ファンタジー物に適性がないとはいえ本当に眠い話で、何度も途中放棄しようかと思いましたが、せっかくの三部作の最後だからと我慢して読んでみたら、結局最後はいつものパターン(いい話だけど、何か薄っぺらい)に戻ったように思いました。

三部作の中では、2つ目の「青森ドロップキッカーズ」が一番マシかと思いました。次が1つ目の「津軽百年食堂」かこの「ライアの祈り」かで迷うところですが、同点2位にします。「津軽~」は津軽蕎麦というおいしそうなメニューが登場するところで点を稼ぎますが、「ライア~」も最後の展開は(それまでと比較して)なかなかいいと思ったので、この二つは甲乙つけがたい。

森沢明夫を勧めてくれた人は、あと数作で全作品読破だそうですが、どうも僕は好きじゃないと言うか、映画やドラマ化されたら観ようと思う程度の好感度なので、たぶんしばらくこの人の本からは遠ざかると思います。戻るなら、また原田マハに戻ろうかと。まだ原田マハのほうが、僕の好みに合うというか、読み返そうと思います。とにかく、森沢明夫さんには緊張感と濃密感が薄い。読んだ後で、何だか損した気がするんですよね。

2017年9月 2日 (土)

そこのみにて光輝く(映画)

芥川賞候補に何度も挙げられながらなかなか芽が出ず、41歳で自殺した佐藤泰志の原作の映画化らしいです。原作は未読ですが、映画とは若干違うお話のようです。

港町(函館らしい)の海辺のバラック小屋に住む家族と、工員のお話というのは冒頭からわかります。21世紀の映画(2014年公開)とは思えない、昭和な設定が懐かしい感じです。原作が1985年発表らしいですが、そのころでもすでに10年ぐらい古めの設定ですね。

本当に、どうしてそうなるの? というぐらい、太平洋戦争が終わって25年ぐらいしか経っていない時代(大阪万博のころ)のような、底辺の人々の暮らしを見せつけられます。個人的には違和感はありませんが、僕よりうんと若い人々がそれを演じているから、すごい役者さんたちだなと思いました。

と同時に、なぜいまさらこんなものを再発掘して映画にしてしまったのかは、よくわかりません。「男女の愛の物語」みたいな説明がついていましたが、その設定にこれを持ってくるのが悪いとはいいませんが、なぜ2014年に?という思いが拭えませんでした。

2017年9月 1日 (金)

青森ドロップキッカーズ(森沢明夫)

青森三部作の2つ目。主にカーリングにまつわるお話。1つ目の「津軽百年食堂」よりは面白く読めましたが、2回目を読もうと思わないのは相変わらず。中学生のいじめの内容も出てくるのですが、例えば荻原浩さんのような爽快(心地よい不気味さ)な扱いではなく、なんとなく読んでいて辛い描写と言うか表現になっているところが特徴でしょうか。

よく、この作者の話は「泣ける」と言われますが、大衆演劇の「泣ける」であって、なんとなく底が浅いというか、どうも心から「いいですね~」とは言えないところが歯がゆいと思います。いいお話なんですけれども、ちょっと物足りないような。教養が足りないと言うと悪口になってしまいますが、そんな感じ。

実際に綿密に取材したり勉強したりしてしっかり書いているのだけど、その取材内容が著者の中でじっくり熟成していなくて、活きはいいけど深さがないという感じでしょうか。すでに三部作の3つ目「ライアの祈り」を読み始めていますが、これは新境地な感じがしています。

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