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2017年8月

2017年8月31日 (木)

焼鳥のタレ

僕は大学生のときから家で一人焼鳥をよくしていました。肉を買ってきて、自分で串に刺して、タレも自分で作って七輪で焼きながら食べる。でも、このごろは子どもが大きくなって、ものすごく食べるから、串に刺すのが面倒になり、七輪では追いつかないので、串なし&ホットプレートで焼鳥をします。

タレは、大学生のときは残ったのを冷凍保存して継ぎ足し継ぎ足しで使っていましたが、今は使い切ります。残ったタレも、適当にいろいろなものの味付けに使います。甘い醤油味だから、使いやすい。

レシピは、正直にいうと適当です。醤油・みりん・酒を等量で混ぜて、煮切ってアルコールを飛ばして醤油のトゲを落ち着かせ、砂糖を醤油と同じぐらいの量入れて、2割ほど煮詰めて砂糖をカラメル化させてとろりとさせます。つけ焼きするときは冷ましてこのまま使い、焼いたあとでかけたりつけたりするときは、片栗粉を入れてさらにもう少しドロっとさせます。とろみがゆるいと、すぐ流れてしまうから。

基本はそういう感じですが、気分でネギやしょうがを使うこともあります。肉自体がおいしいなら基本レシピだけでも美味しいですが、安い肉だと、香味野菜を使ったほうが美味しいと思います。

2017年8月30日 (水)

津軽百年食堂(森沢明夫)

森沢明夫にハマっていて、あと数作で完全読破だという人に以前勧められ、「虹の岬の喫茶店」と「癒し屋キリコの約束」を読んだとその人に報告すると、「次は青森三部作なんかどうですか?」と言われました。この人の本は面白くないわけじゃないし、定期的に会うから無視するわけにもいかないので図書館で借りて、まず第一作目「津軽百年食堂」を読みました。

百年の歴史のある津軽蕎麦を出す大衆食堂に関係する人々の話。映画にもなっているそうです。まあ、普通にいい話だと思いました。この人の本はいい話だとは思うのですが、2回目を読もうとはあまり思わない、読みやすいけど軽いというか一本調子というか、そういう作風なのが弱点だと思います。読者の解釈の余地が少ないこともあって、映像化しやすいでしょう。実際、映画やドラマになることが多い。

津軽蕎麦が食べてみたくなりましたが、物語の舞台となる「津軽蕎麦を出す百年の歴史がある大衆食堂」が弘前には10軒ほどあって、でもそのほとんどが中華そば店らしいです。伝統的な津軽蕎麦は、作る(蕎麦を打つ)のが面倒で、幻のメニューとなっているとのこと。つなぎに大豆をすりおろした呉汁を使うのが一番の特徴だそうです。

2017年8月29日 (火)

やわらかい生活(映画)

福岡出身で一流大学から一流企業へとエリート人生を歩んでいた女性が、両親や身近な人をなくして独りぼっちになって挙句にうつ病にまでなり、生活は親の生命保険金で何とか東京の鎌田で暮らしているところに、結婚生活が破綻した従兄が福岡から転がり込んでくるといような話。

うつ病の寺島しのぶはまあ違和感がないというよりむしろよく似合っているからいいとして、従兄の豊川悦司の福岡方言がまったくダメで、それを除けばまあまあ上手いと思うのですが、個人的にはそこだけ気になってしまいました。僕は大阪出身で、5年間福岡に住んだことがあって、配偶者が筑後弁の人だから、とっても不自然なのがわかります。豊川悦司は関西人なので、なんとなく関西訛りなんだけど、文字にすれば福岡の言葉という感じなんです。つまり、棒読みに近い。普通の関西人が、聞いたことがほとんどない(「僕は死にましぇ-ん」の武田鉄矢ぐらい?)福岡の言葉の台本を読んだらこうなるという見本のようなもの。

話自体は、救いがあるのかないのか、従兄まで最後は死んでしまって、もう田舎に帰って籠もっているほうがいいじゃないの? というような気すらします。性欲がやたらと強いのが、寂しい人は食べるか「人肌恋しいの」と言い訳しながらそれだわなと、リアルさに妙に納得で、まあそういう感じの映画でした。

2017年8月28日 (月)

富士通が携帯電話事業を売却する方針。

決定事項ではないけれども、富士通が携帯電話事業を売却する方向で調整中という報道です。日本のメーカーは一時期最大11社が携帯電話事業に参入していましたが、統合や撤退が続いて、残るは京セラ・ソニー・シャープの3社になります。

僕と配偶者がソニーのXperiaZ5を使っていて、長男は富士通のArrowsM03です。僕は「カメラとWALKMAN(と携帯電話)を1台にまとめたかった」からXperia、長男には「普通に使える日本製」ということでArrows、配偶者は「僕と同じやつなら使いかたが判りやすい」からXperiaというのが選択の理由です。

次男は、その必要がないから携帯電話は持っていませんが、NEC(事実上Lenovo)のタブレットを持っています。携帯電話は、長男と同じArrowsの予定でしたが、富士通がなくなったらどうしたらいのか考えなければなりません。シャープはどうも信頼できないというか怪しいし、京セラは会社も製品も信頼できますが、イマイチ中流なスペックと大手キャリア向け端末しかない。まあ若者だから大手キャリアでも、大人より安いんですが。

富士通は好きなメーカーなので、ぜひ方針転換してこれからも頑張ってほしいものです。

2017年8月27日 (日)

BRIDGESTONE ECOPIA NH100C

Dsc_0367c_3 営業車のタイヤを不注意でサイドウォールまで傷つけてしまい、最近の車はたいていそうですが、スペアタイヤを積んでいない仕様で自走不能のため、キャリアカーで会社が契約する整備工場まで直送。間もなく車検前ということと、前回タイヤ交換から2年半経過でそろそろ交換時期(車検の年末には絶対交換時期になる)だったから、4本ともニュータイヤになって帰ってきました。

いままで履いていたのはBRIDGESTONE ECOPIA EC20Cという、同社の中級品。僕はあまりBRIDGESTONEのタイヤが好きではないのですが、EC20Cには同社特有の石コロ感が少なくて、まだマシかなと思っていました。自家用車ならどのタイヤにするか指定するところですが、社用車だから総務任せ。今度は何がついて帰ってくるか楽しみにしていましたが、見てみるとまたECOPIAみたいです。TOYO NANOENERGY3とは言わないから、DUNLOP ENASAVEとか、安いタイヤが他にあるだろうと思いましたが、日本にはBRIDGESTONE神話があるから、会社は「僕のため」を思っての選択だろうと納得しました。

Dsc_0368c_3 走り始めてまず思ったのが、「こんなにやかましかったっけ?」というもの。石コロ感というのは、石コロで作った車輪が転がっているようなゴロゴロした感触を僕が勝手に言っている言葉ですが、音だけなら「石コロ」みたいです。一方で、ニュータイヤになった感動というのは皆無。ワックスかけたての廊下みたいな、何ともいえないグリップ感の欠如が気になります。もともとBRIDGESTONEのタイヤは中立付近に不感帯があるのですが(それを酷くしたのが楽タイヤのPlays)、まあ、ひと皮むけるまでの我慢ではないかと思っていたら、100kmほど走ったらそんなに気にならなくなりました。しかしながら、100kmでひと皮むけるということは、減りが早い?

改めてよ~くタイヤを確認すると、ECOPIAはECOPIAですが、NH100Cと書いてあります。NEXTRYの後継か? と思ってBRIDGESTONEのHPを確認すると、EC20シリーズの後継がNH100シリーズらしく、「従来品EC20より性能アップ」とうたっています。少なくとも、うるささでは後退だと思いましたが、まあ様子を見てみましょう。

サイドウォール損傷の原因は、2枚目の写真のように、看板の足元が刃物みたいなっていて、車両感覚抜群の僕が看板ギリギリまで寄せて、足元を踏んでも支柱には当てないぐらいのつもりだったのが、足元を踏むのがそもそもNGだったというオチでした。たぶん、そっと踏めば大丈夫なんですが、勢いよく踏んだらグラッと動いて、立っている部分がザクっとサイドウォールを切り裂いたようです。不用意に何かを踏んで失敗するのは初めてではない(側溝の蓋の鉄板を踏んで、鉄板が跳ね上がり、ボディに刺さったこともあり)ので、これからは更に気をつけようと思います。

2017年8月26日 (土)

対馬丸~さようなら沖縄~

小学校のときに学校で観た映画のことを思い出しました。軍艦ではない民間の疎開船をアメリカの潜水艦が攻撃したというような認識でおりましたが、アメリカ軍は対馬丸が民間船だという認識がなかった可能性が指摘されているようです。実際、護衛の駆逐艦や砲艦が同行していたし、対馬丸自体にも攻撃兵器が搭載されていたような感じでもあります。

まあ、ベトナム戦争のときに、病院がゲリラの拠点だといって攻撃した米軍ですから、なにをやっても不思議ではありませんが、民間船に見えなかった船に乗っているのが老人と子どもばっかりかどうかなんてわかるわけがないこともあるし、しょうがないのかなと思います。

と大人の意見はともかくとして、この映画を観た子どものころは本当に怖い思いをしました。もともと臆病で、公共交通機関を利用中も、常に「万一の際はこのコックを捻ってすぐ脱出。大人は頼りにならない」と、必ず非常ドアの近くに陣取っていた僕ですから、この映画を観てからはよけい慎重になりました。この性癖は今でも抜けておらず、何をするときも「ここで攻撃されたら、こう逃げる」と考える習慣があります。

2017年8月25日 (金)

サイドカーに犬(映画)

2007年竹内結子主演の映画。原作は長嶋有の短編小説で、未読です。この映画の竹内結子がすごくいいという話は耳にしていて、でも竹内結子って何か好きじゃないんだよな~と思って観ていませんでした。

確かに、映画というか物語としては他愛もない話です。「君がいた夏(原題:Stealing Home)」みたいな、子どもが夏休みに出会った大人との物語。あっちは男の子だったけど。

古田新太が出ていて、トミーズ雅が関西弁を話しているのに台詞が標準語で、しかも争いごとを好まない平和主義者の役で、とってもかわいそうだとは思いましたが、それ以上にどうしようもない人の役だったから、まあいいかと思いました。

肝心の竹内結子は、なるほどと思う出来です。母でもなく愛人でもない微妙な「お姉さん」という存在の完璧な危うさが出ていて、最後のほうで涙を流すのですが、その姿が神々しかった。

2017年8月24日 (木)

母性(湊かなえ)

湊かなえの本を読んだことがあると思っていたら、初めてだったみたいです。ドラマ(夜行観覧車)や映画(白ゆき姫殺人事件・告白)やマンガ(少女)になっているものを観て、勘違いしていたようです。さらに、この人は1973年1月生まれらしいから、同級生です。

配偶者が「読んでいて怖くなったから、読んでみて」というので読んだのが「母性」。なるほど、母親が読んだら怖くなりそうだとは思いましたが、父親というか男性としては、ただただイライラする本でした。娘と母と祖母(祖母は母の母と父の母の両方)という4人の女性が話の中心になります。他に父の妹2名と母と父の共通の知人1名という3名の女性も出ますが、脇役。男は、父と祖父と父の妹の子の3人。脇役というか、大したことはしません。

という女性ばっかりの面倒くさい気持ちのすれ違いが延々続くところにまずイライラさせられ、母のダメさでまたイライラ。男のマザコンはよくある話ですが、女性のマザコンというのもいらっしゃるんですね。

そういう、勉強にはなるけど、二度目読んでみたいとは思わないような話でしたが、最後無理やりハッピーエンドになっていたのが救いでした。かなり強引ですが、まあ説得力がなくはない終わりかた。

2017年8月23日 (水)

八日目の蝉(映画)

原作は角田光代のベストセラー小説だそうですが、読んでいません。生後半年のときに父親の不倫相手に誘拐されて4歳まで育てられた娘が、「本当のお母さん」に馴染めず大人になってというような話。ヒヨコが最初に見たものを母親だと思うという話がありますが、誘拐犯に愛情を注がれていて、実の母親が癇癪気質で辛く当たられたというようなこともあって、屈折した成長を遂げたというところがポイントです。

誰がどう考えても悪いのは誘拐した人なわけですが、誘拐の原因が実の父親の不貞によって誘拐犯が堕胎しており、その手術が元で子供が産めなくなっているという点に、若干の同情の余地があると思われます(法律的には、そんなことは刑の減軽の情状証拠にもなりませんが)。この父親がまたどうしようもない男で、それが視聴者の誘拐犯と被害児童への同情を盛り上げます。それと、泣いている乳飲み子を家において出かける両親というのが、子どもを持つ親としては信じられませんでした。

といった内容はまあいいとして、映像表現として細かい部分までしっかり作りこんであったのに感心しました。18年前と現在を行ったり来たりするのですが、どうやって18年前の風景を再現したのだろう(いまどきはデジタル技術で若葉を紅葉にできるわけですが)と思うこと多々あり。そうやってデジタルで直せるのは手間だけで簡単といえば簡単ですが、小豆島の港で1970年代のマツダ・ルーチェが走っていて仰天しました。2007年の話だから、20年前としても1887年。どこで見つけてきたのでしょう?

あと、小池栄子が出ているのですが、この人の演技に初めて感心できました。何か上手かった。監督の演出指導がよっぽど良かったのでしょうか。主演の井上真央ちゃんと誘拐犯の永作博美は、まあ普通でした。もともと上手いからこんなものかなと。癇癪もちの実母役の守口瑤子もはまっていました。キャラとして、性格悪いとか破綻している役が似合います。

この映画は、実は見る人を選ぶ(心が痛い母親が多いはず)と思います。僕も、配偶者に感想どころか観た話すらしないでおこうと思いました。

2017年8月22日 (火)

読書感想文。

次男が学校の夏休みの宿題で読書感想文を書かねばと言っていたので、代わりに書いて差し上げようかと提案したら、配偶者が「父ちゃんも書いて出したら?」とのこと。そんなことを言われるとすぐ調子に乗ってしまう僕は、とりあえず矢作俊彦さんの二村永爾シリーズの3作目「THE WRONG GOODBYE-ロング・グッドバイ」と、4作目「フィルムノワール/黒色影片」の読書感想文を書きました。

読書感想文の「お手本」によると、まずその本と出合ったきっかけを書くそうです。でもそれは無視して、適当なことを書きました。次にあらすじを簡潔に書くそうですが、矢作さんの本の濃厚な内容を、簡潔にあらすじにまとめるのは不可能。まあ、結論に向けて都合のいい部分だけ選んで書き並べました。

あとは言いたいことを書いて、最後まとめるわけですが、一応文芸作品ということになっている「ららら科學の子」のほうが読書感想文向きだった? とふと思いました。だって、探偵物語で「読んで役に立ったこと」なんて、いまさら月並みに「観察力と洞察力に感心しました」とも書けないし、「人生、なにが起こるかわかりません」というような曖昧なことも書けない。

というわけで、「ららら科學の子」の読書感想文に取り掛かろうと、構想を練っています。

2017年8月21日 (月)

復活ランエボにファンが落胆というニュース。

噂でしかないとはいえ、終売したランサー・エボリューション(ランエボ)が復活するにあたって、エンジンがルノーのメガーヌR.S.のものになるというニュースを耳にしたファンが落胆しているそうです。という話がそもそも、「まったく、三菱というかランエボ好きというのは程度が低いな」と思うわけですが、落胆の理由がランエボ最終型で310PS/43kmg以上だった出力スペックが、メガーヌR.S.の273PS/36.7kgmじゃ「劣化でしょう」ということのようです。

メガーヌR.S.はFWDだからそれぐらいに押さえたのだろうし、2Lのターボつきなんだから、やろうと思えば450PS以上出せるはず。市販エンジンの耐久性を考えても、350PSはそんなに難しくないはず。まあどんな設計のエンジンか知りませんから、いい加減なことは言えませんが、HondaのS07Aほどギリギリの設計ではないはず。S07Aは普通に使っていても高回転が厳しいから、電気的に回転が上がるほど出力が出ないようにしているという、実にとんでもない設計です。で、そんなことはないだろうと。それに、数値的にトルクが37kgmだろうが45kgmだろうが、実際に乗ってみてもそんなに差はわからないと思いますよ。

そもそも、スバルに似たようなWRX STIという車があって、この2車は似ているというか好対照な車です。ガンダムというかロボット的なハイテクで高性能を得ようというランエボと、オーソドックスで純粋な技術的工夫と機械的正義で高性能を追求しようというWRX STI。乗っても何だか車がモビルスーツというかプレイステーションのグランツーリスモをやっているみたいなランエボと、乗り手の操作が挙動に反映やすそうなWRX STI。ちなみに、PSのGTで乗り比べると、ランエボのほうがやっぱり乗りやすいです。大鉈かチェーンソーでガンガン森の木を切り倒す感じで、WRX STIはノミと木槌で仏像を彫る感じ(下手くそがやると、彫れ過ぎて全部屑にしてしまう)の差。目的が違うという感じです。

とはいえ、矢作俊彦さんの「引擎 engine」でランエボはいい仕事をしたし、存在を否定するものではありません。むしろ、面白いと思っています。好きか嫌いかと言われると「僕には魅力的ではないし、もらってもすぐ売ると思う」と答えるような。

2017年8月20日 (日)

長期不定期連載。

週刊新潮で矢作俊彦さんの連載が始まりました。「豚は太るか死ぬしかない」という、どっかで聞いたようなタイトルです。小説や物語ではなく、エッセイというのかコラムというのか、実話か創作かもわからない、でも見開き2ページだから他の連載より長いものでした。

記念すべき1回目の題は、「夏のマドリード 鰻の稚魚を思う」というもの。配偶者が「いつも、途中まで面白いんだけど、最後で何を言っているのかがわかんないんだよね、この人」との感想を述べておりました。言われて読み返すと、なるほど、そうだなあと思うのですが、いいじゃん、入試の試験問題じゃあるまいし、途中が面白ければ。とにかく、ウナギは鰻屋で食べたいんですよ。

それはそうとして、買ってから初めてわかった「長期『不定期』連載」という文字。「不定期」っていうのは、文字通り毎号載っているかどうかわからないという理解でよいのでしょうか? その理由について詮索はしませんが、とにかく「長期(中略)連載」だから、ある程度末永くお楽しみが続くということで、また生き延びる希望が1つできました。という人が多いような印象を持っています。

2017年8月19日 (土)

京セラドーム大阪のビスタルーム。

昨年もお誘いを受けて、ゴールデンウィークの初日(4月29日)の楽天戦(松葉と則本の投げ合いで負けた)を見に行きましたが、今年は誘われなかったなと思っていたら、チャンスがと到来しました。もちろん、誘われたら絶対に行きます。

今年は、また楽天戦。先発はディクソン(楽天は岸)。「ディクソンか~どうかな?」と思ったら、オリックスがとりあえず押し出し四球で先制点。「どうかな~」と思いながら腹ごしらえに涼しいお部屋でから揚げを食べながらビールを飲んでいたら、ベランダで観ていた人が「逆転されましたよ」といって部屋に入ってきました。

「あかんやん。なにしてんねん」と、慌ててから揚げとガーリックフライドポテトと瓶ビールを持って、ベランダに行きます。以降、基本的に飲食物の補給以外は齧りつきで観戦。4回に5点返して逆転した猛攻にも油断せず(6回7回と1点ずつ返され、油断大敵です)、7回の2点追加までベランダにいました。8回と9回ベランダに行かなかったのは、7回終了で飲食物の精算が終わったことと、とにかくベランダは暑いのです。エアコンが効いているはずですが、何しろビスタルームは8階ですから、熱気がうえに上がってきて暑い。

法人の年間契約でしか入れないビスタルーム。いつもと違った視点で楽しめるのはいいですが、暑いし飲食物は高いし、グランド(フィールド)から遠いから、やっぱり野球は普通の席で観たほうがいいと思いました。でも、年に一回ぐらいなら(招待だから入場料はタダだし、飲食も自腹ではないし)また誘ってほしいと思います。

2017年8月18日 (金)

女子ーズ

女子5人の戦隊もの映画。「選ばれし5人の女たちが揃ったとき、最強の戦隊が誕生する! が、なかなか揃わない。なぜなら女子とは、そういうものだからである」という説明から想像されるように、真面目というより、はっきりとコメディー映画です。

5人のメンバーは、桐谷美玲・高畑充希・有村架純の携帯電話大手3社CMキャラ(偶然)と藤井美菜と山本美月。なぜか「ピンク」がいなくて、それぞれレッド・イエロー・グリーン・ネイビー・ブルーということになっています。途中で「ピンク」がいないことを、製作者側が自虐するシーンもあります。

地球征服を企てる怪人たちが、女子たちの「ちょっと待って」というお願いを聞き入れてじっと待つところが、今はどうか知りませんが、僕ら世代までは「男子ってそうだよね」と思えて感慨深いです。待つのはいつも男。女子には違う意見があるでしょうが。

2017年8月17日 (木)

お盆の大渋滞で腰を悪くしました。

僕の今年のお盆休みは、11日「山の日」から14日月曜日までの4日間。11日の午前中が母方のお墓参り、夕方から京セラドームへ野球観戦、13日が終日家の掃除で14日がお墓参りと帰省(といっても片道1時間の近所)というスケジュールなので、フリーの12日の過ごしかたをいろいろ考えてみました。

通勤定期(区間は京橋~大阪のみ)があるから大阪環状線をグルグル回る(車内で本を読んだり居眠りをしたりPS VITAをする)とか、先日の京阪特急の乗り放題が面白かったから、今度は阪急の乗り放題をしてみるとか、近鉄特急「青の交響曲(シンフォニー)」で吉野に行くとかいろいろ考えたのですが、久しぶりにFIT RSに乗ることにしました。間もなく満7年だというのに、まだ50,000km未満しか走っていません。せっかくのRECAROシートがただの座椅子です。

特に目的地も決めないどころか、方向すら決めないまま走り始め、なんとなくこのところご無沙汰の北に向かいます。西は大阪市・南は和歌山・東は京都奈良だから、人がいないだろう方向へというイメージです。人がいなければ、渋滞もしていないだろうと。

万博公園から箕面を経て亀岡まではまあまあでした。平日より交通量は少ないけど、休日ドライバーがノロノロ走っているから所要時間は変わらないと。でも亀岡から先、南丹・京田辺・福知山と国道9号が大渋滞です。京都縦貫道と舞若道が渋滞しているから、どうせ混んでいるなら無料のほうがという感じで降りてきたらしい。

というわけで、福知山を抜けて国道426号を快走し始めたときにはお昼をまわっていたので、このままでは帰れなくなると判断して夜久野方面(県道63号)へ南転して帰ってきました。結局9時間ノンストップで走り続け、その日は大丈夫だったのですが、翌日ひどい腰痛が。RECAROがいかに優れていても、このところ電車が多くて鈍っていた腰には手痛いダメージを与えてしまったようです。

2017年8月16日 (水)

Honda BEAT純正部品生産再開。

1991年6月の発売から26年が過ぎ、欠品だらけだったBEATの純正パーツの生産を再開するというニュースがありました。Hondaのホームページで確認すると、まずは前後スチールホイール・シートベルト・ライセンス灯用レンズ・ヒーターブロアーモーターの5点が該当部品のようです。

いままでも、散発的に欠品部品のオーダーが溜まってくると再生産していたのですが、今度は本格的にやってくれるのではないかと期待しております。とりあえず一番僕が期待しているのは、エアコンです。エアコンがないと夏は暑くて乗っていられませんし、雨が降っても窓が曇って乗っていられません。

シートベルトガイドも、なければないで困りませんが、壊れたまま乗っているのも見た目が悪いです。他は個人的にほしい部品はありませんが、ドア関係の部品は、一度助手席の内側のリンクの間接部品が欠品して往生した(ヤフオクでゲットして自分で交換)ので、ちゃんと欠品がないようにしてほしいと思います。

2017年8月15日 (火)

さよなら渓谷(映画)

原作は既読です。幼児殺害事件で始まるので、推理小説(ミステリー)かと思いきや、恋愛サスペンスだというのが原作を読んだ感想。映画は、原作に忠実な、真木よう子と「キャタピラー」の大西信満の夫婦(内縁関係)の物語。

原作を読んであらすじがわかっているから、映画を観るうえで注目するポイントが説得力の有無になるわけですが、なんとなく物足りなく思いました。真木よう子は、じゅうぶんボロボロ(平たく言うと綺麗ではない)の姿で演技するのですが、しかしながらどこか綺麗さを感じさせてしまいます。誰かが「撮りかたが綺麗過ぎ」と言っていて、なるほどと思いました。同じ被写体でも、撮りかたで綺麗にもイマイチにも撮れますが、そういうことなのでしょう。だから、なんとなく説得力がない。

真木よう子の役は、大西信満のせいで何をやっても浮かばれず、何度も手首を切ったこともある中で、逆転の発想というか開き直り的に大西信満に復讐することが目的で内縁関係になるわけですが、そのあたりの心理は原作を読んでいるからわかるわけで、映画だけ観ていると「何でそうなるの?」となってしまいます。というか、そういうのを映像にするのは難しいとは思いますが。

とはいえ、真木よう子の力強い演技は素晴しいと思うし、個人的には真木よう子がボロボロな姿を見るだけで満足(笑っても可愛いから、資生堂のCMで笑っていたのでしょうが)なので、この映画が僕は好きです。という、真木よう子観たさに見る価値あり。

2017年8月14日 (月)

青の交響曲(シンフォニー/近鉄)

運賃プラス720円で乗れるのにとっても豪華だと話題の、近鉄の観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」のことはそれとなく知っていました。でも、吉野に行くのには急行でじゅうぶんだと思っていたので、全然興味はありませんでした。

ところが、別のところで近鉄はいまだに50年前の電車を改造して観光特急にして活用しているという話から、それが「青の交響曲」だと知り、いま一度写真を確認してみれば、確かに僕が子どものころから慣れ親しんだ近鉄南大阪線で一番古い車両のお顔立ちです。

近鉄は悪意があって、いちばん老朽化した車両を改造してまた一儲けしようと思ったわけではなく、2両じゃ短く4両じゃ長いから、3両編成で使えるのがこれだったという理由で採用となったそうです。古い車両だから、自然なレトロ感がもともと備わっています。この手の豪華列車の内外装は、どうもイマイチセンスが悪いのが相場ですが、写真で見る限りなかなかセンスが良いと思いました。もともとの特急料金(510円)を別にすれば、プラス210円ですからやりすぎ感がなくていいです。

特にうれしいのがラウンジ車両があることで、車窓と正対したラウンジ席から風景を眺めながら軽食やケーキ・お酒が飲めます。というか、個人的には風景がどんなものかはよく知っている(普通の山村か田園)ので、お酒が飲めて軽食が食べられるというのが魅力的です。阿部野橋から吉野まで何しろわずか76分の乗車時間だから、そんなにゆっくりという感じではないでしょう。僕は電車で座るときのの個人的基準があって、30分以上途中で停まらないなら座ることも考慮し、途中停車するなら40分ぐらいは立ったままということもあり、停車するしないはともかく50分以上乗るなら座るという人なので、76分というのはいかにも短い。

普通の近鉄南大阪線車両で吉野へ行くなら15分よけいにかかっても急行に乗ります。南大阪線の普通の特急は、弁当を食べるか本を読むかしかすることがなく、本当に退屈だから。特急のくせにノロノロ走るしよく停まるし。でも車内ですることがいっぱいありそうな「青の交響曲」なら、720円払う価値はあると思いました。

2017年8月13日 (日)

新しいCIVICのCM

庵野秀明さんとONE OK ROCKが出ている新しいCIVICの60秒CMを観ました。家で夕食時に家族揃ってTVを観ていたら、薄汚れた黒いCIVICが雑貨店(ガソリンも売っていて軽食堂も兼ねている、米国によくありそうな店)から発進するシーンだったので「おお、CIVIC」と言ったら、「とうちゃん、よくわかるね~」と褒められました。

あまり自分のところの目玉商品を汚してCMに登場させないところなのに、薄汚れているところがいいですね。発進時の排気音が一瞬入るのですが、たぶん本物です。先日観た「冷たい熱帯魚」で、でんでんの乗るフェラーリの音が無音で、1回だけ音が入るのですが、タクシーみたいな音でした。フェラーリなら排気音にも著作権を主張しそうだから使えなかったのかもしれませんが、だいたい映画でもTVドラマでも、自動車の音は嘘ばっかり(変なスキール音やブレーキ音など)のところを、以前からHondaはCMで本物の音をちゃんと使っていました。BB(4th)プレリュードの始動時のスターター音とか、EK9のCIVIC RのCMとか。

ONE OK ROCKをハッチバックに乗せてしまったから、庵野さんがピカピカの赤いセダンに乗るわけですが、そこにはちょっと違和感を持ちました。でも、一般人が見たらハッチバックもセダンも見分けがつかないから、「庵野さんが乗っているぞ」というでけでいいのでしょう。

まったくいまふうのCMではないですが、この車を買ってほしい人の心に響くとは思いました。マツダやスバルとは違う(まったく心に響かない、薄っぺらなCM) 、Honda独特の技(「またHondaに騙された」といつも思うのですが)は健在のようです。

2017年8月12日 (土)

白ゆき姫殺人事件

グロい映画(冷たい熱帯魚)を観たので、口直しに軽いものを観てみました。井上真央が菜々緒をメッタ刺しにして火をつけたんじゃないかと、警察じゃなくて世間(マスコミとネット)が疑って、子ども時代の交友関係や家族を巻き込んだ大騒ぎになるけど、犯人は蓮佛美沙子でしたという映画。湊かなえ原作。

なぜメッタ刺しにして火をつけたのかも含め、事件の背景は説明されます。事件をミスリードした(というか、蓮佛美沙子に利用された)綾野剛も制裁を受けるので、すっきりハッピーエンドです。こういうわかりやすい話はいいと思います。

いろいろな意見もあるでしょうが、井上真央は地味な役を頑張ったと思いますが、何かパッとしませんでした。一番印象的だったのは蓮佛美沙子だと思いました。まあ、犯人ですから目立つわけですが、「何か上手いな、この人」と思いました。菜々緒に火をつけて「きれい」というあたりが特に。

原作を読んでみたいと思ったので、今度探します。

2017年8月11日 (金)

冷たい熱帯魚

1993年に起こった埼玉愛犬家連続殺人事件にヒントを得たという映画。主演のでんでんさんが、今までにない役をみごとに演じて各種賞(最優秀助演男優賞など)を取ったそうですが、観たら「なるほど」と思いました。というか、この映画の見所は、普通の人にとってはたぶんそこだけ。

「連続殺人事件」をヒントにしているからサスペンスとかそういう映画というわけではなく、ジャンル分類としては「ホラー」になるそうです。確かに、犯人は最初っから明白だから、サスペンスではなく、だから謎解きもなし。人を殺してバラバラにして、骨は焼いて皮や肉は川に捨てると、内容もよくわかってみたわけですが、具体的な解体するシーンはありません。「これから解体作業を始めます」と、各種刃物が用意されるところと、作業終了後の分けられた肉片と骨と皮と内臓が映るのが2回ほど、半分解体した後の、残った上半身と棒状の肉をサイコロ状にするところが1回。だから、まあ、肉屋のバックヤードか熟成庫を見ているのに近いわけですが、違うのは一面血まみれなだけ。捕鯨船で、鯨を引き上げてすぐ解体しているシーンに近いでしょうか。

骨をドラム缶に放り込むシーンも、ラーメン屋の豚骨と同じような扱いだし、棒状の肉をサイコロ状にするのも、棒ヒレ肉をひと口カツにしているような感じだし、肝臓を見せるシーンも、肉屋でレバーを牛乳で洗うのを観ているようなもの。もっと具体的に、病院で目の前で正中切開(肋骨の合わせ目を切って心臓などを露出させる手術)された断面をよく観ているのもあって、そんなに刺激的ではなかったというのが個人的な感想ですが、一般にはじゅうぶんグロいでしょう。

最後の終わり方が、イマイチでした。正直な意見なんだろうし、僕らも内心そう思いつつ生きていることに気づかされるとはいえ、何とも後味が悪い。ホラー映画はエンターテイメントなんだから、私小説とか文芸ならともかく、後味が悪いなりにもうちょっと考えてほしいものです。

2017年8月10日 (木)

県警対組織暴力

1975年作の著名な東宝映画。「仁義なき戦い」を始祖とする東宝実録映画路線の最高傑作という評判を聞いて、「金子信雄は観たいけど、市民と市民の戦いはちょっとな」と思って「仁義なき戦い」を観ずにいた僕も、「警察と市民なら面白かろう」と思って観てみました。

タイトルの「組織暴力」が市民のことかと思ったら、「県警上層部」対「県警現場担当&市民の連合」の対決でした。大まかな筋運びは「アメリカンニューシネマ」そのもの。最後に市民は姿の見えない大きな力に抹殺されるという、実に納得のいく結末。途中首が取れて転がったりというシーンもありますが、40年前の自主規制の範囲内の表現だから、2017年のいま見るとチャチで笑えてしまいます。だいたい、青龍刀や日本刀ならともかく、あんな柳刃包丁みたいなもので首がスパッと切れるわけがありません。

当時はTVで現実の凄惨映像(戦争や過激派テロなど)がガンガン流れており、そもそも戦後まだ30年ということで、実際に完全な形じゃない死体がごろごろ転がっているのを見て育った人々がたくさんいました。だから映画の自主規制は、それを知らない青少年(つまり僕たちとその親世代)のためだったわけでした。現在は、ネットで何でも見ようと思えば見ることができるから、まあそれが現実なんだし、社会秩序を守る方向の自主規制が多いように思います。

警察官がとんでもない暴力(特別公務員暴行陵虐)を働くシーンなんか、いまは絶対(悪役としての表現ならともかく)公開不可能ですが、当時は許されたのだと思うと感慨深いです。スピッツみたいにキャンキャン吠える川谷拓三も素敵でした。

2017年8月 9日 (水)

日清チキンラーメン

インスタント袋麺をいろいろ食べて育って44歳になってますが、結局これが一番おいしいのではないかという気がしています。麺は論外として、スープが。

麺は、やっぱり生麺タイプやノンフライ麺には敵いません。普通の油揚げ麺よりひどい。細長いから麺の体裁だけれども、麺とはいえないかもしれない。伸ばした小麦団子というか。大分名物だご汁?

しかし、スープが何とも濃厚でいいと思います。僕は、ラーメンは福岡県の豚骨スープにごく細豚骨麺が好きなんですが、即席ラーメンの豚骨スープはどうも偽物っぽくてダメです。白く濁っているのは、きっと粉乳じゃないかと思うし、味は豚エキスやタマネギとニンニクの味です。

チキンラーメンのスープは、本当に中華料理で使う鶏ガラの清湯みたいな感じ。最近のラーメンは凝ったスープが多いですが、こういうシンプルなものが好きです。

2017年8月 8日 (火)

ライムスパークリング(カフェ・ド・クリエ)

もうすぐ80歳の専務は、商談のあとで必ず喫茶店に行くのが習慣になっている昔ながらの人なんですが、いまどきそうそう喫茶店なんてものは、本町みたいなところでない限り身近にないから、カフェ・ド・クリエに行きました。

「事務所でコーヒーは散々飲んでるから、スプライトみたいなやつ」とわがままを言います。だったら、「早く帰って、会社の前の自販機でなんか買って飲もうよ」と僕は思います。

マクドナルドならともかく、カフェ・ド・クリエにスプライトなんかないから、レモンスカッシュでも頼もうかと思ったら、「ライムスパークリング」なるものを発見。専務は趣味で洋酒喫茶を経営していたような人だから、「きっと、これは好きだぞ」という判断です。

果たして、ライムスパークリングを見た専務は、「なんやこれ。えらい綺麗やな」と好印象のようです。飲んでみると「おい、これ、えらい旨いぞ。そこで絞ってるんか?」というから、「それはないと思います」と答えましたが、大当たりだったなと思いました。

こういうことができるかどうかで、出世するかしないかの点数稼ぎになるわけですが、おかげさまで僕は部次長にまでなれました。

2017年8月 7日 (月)

言われたくない悪態。

我々男性は、「クソオヤジ」と言われても、多々ある悪態のひとつぐらいでそんなに腹は立ちませんが、女性たちはみな一様に「クソババア」と言われることは、最も避けたいことのようです。「クソ」もイヤだけど、何より「ババア」がイヤらしい。試しに言ってみると、たいてい「『ババア』だと~」と怒ります。

今の若い世代は知りませんが、僕たちから僕たちの親世代の男が一番言われたくない(腹が立つというより、一番凹む)のが「(車の)運転がヘタ」と「セックスがヘタ」です。この二つは原点が共通していて、自分ひとりで楽しむと、まわりや同乗者(パートナー)がたまらない(不愉快)ということ。

これも今の世代はわかりませんし、僕らの世代でもだいぶん少ないと思いますが、母親の悪口(「お前の母ちゃん、でべそ」など)を言われるのが一番イヤという男もいます。たいていマザコンですが、本当に母親が苦労している(戦争や事故で父を亡くしたなど)場合もあるから、これはモラル的に言ってはならない類の悪態かもしれません。

2017年8月 6日 (日)

恋の罪

1997年の「東電OL殺人事件」をヒントにしたらしい映画。といっても、元ネタが未解決事件なので、なぜなりそうもない人が娼婦になったのかというところ、最後殺人事件の被害者になるということ以外は、完全に創作のようです。あと、殺人事件そのものは解決します。というか、ミステリー映画じゃないから、殺人事件の解決はどうでもいいといえばいい話。

端的に言って、面白いかというと面白くありません。笑えるところは皆無。母親を「クソババア」と罵倒するところで無理に笑えなくもないですが、本来は胸糞の悪いシーンなので、ここで笑ってしまえばそれこそ「下品」です。裸や性交シーンは多々あるけど、AVではないからエロくもない。男が見て、「へ~そうなんだ」と納得するとか勉強になるとかということもなし。最後に水野美紀がその世界にすすむような暗喩で終わりますが、どうしてなのかがよくわかりません。女子が観たら、何か思うところはあるのかもしれませんが、僕は男なので、それはよくわかりません。わからないけど、とにかくそうなるというのが女性の論理なんでしょうか? 作った人(監督)が男だから、それも説得力なし。

強いて言えば、女子の世界は深遠なんだなと改めて思ったぐらい。男でよかったと思いました。

2017年8月 5日 (土)

三輪素麺

「そうめんなんかどれも同じ」とまでは思っていませんが、「手延べなら同じ」ぐらいに思っていました。ので、なんとなくどこでも売っている「揖保の糸」を代表とする播州そうめんをよく食べていました。

ちょっと高いイメージがあったから自分で買ったことがない三輪素麺を、もらって食べたらぜんぜん味が違うことに気がついたのは数年前のことです。細くしたうどんのような腰があって、味も濃厚。揖保の糸は、三輪素麺と比べると固くてプツプツしています。

茹で時間の問題というわけではなく、揖保の糸を軟らかく長い時間茹でると、単純にのびてふわふわになってしまう。もっちりした三輪素麺とは違います。

思えば、生まれは奈良、育ちは大阪の僕は、きっと子どものころ食べていたのが三輪素麺だったのでしょう。母は奈良の人だし。子どものころ食べていたものが、味覚の基準になってしまうということかもしれません。

2017年8月 4日 (金)

濃いだし 本つゆ(キッコーマン)

うどんなどのつけつゆに、4倍濃縮のヒガシマルの「めんスープ」を使っていましたが、さすがに飽きたのと、同じ4倍希釈だし安いからと思って、キッコーマンの「濃いだし 本つゆ」を買ってみました。4倍希釈のつけつゆとして使う分には、「めんスープ」と遜色なし。味にうるさいうちの子どもたちも、黙って使ってくれました。

かけだしとして6~8倍希釈ということになっていますが、ここまで薄めると「ああ、椎茸味が濃いんだな」とわかります。うどんに使うなら、鍋焼きにしないとという、しょうゆと椎茸の味が強い、田舎風の味がします。根菜や野菜の炊き合わせにいいお味。

「めんスープ」はそばにも使えるということで若干甘いと思うので、これまで単独でかけだしに使ったことはなく、いままでは普通に取ったうどん用の昆布と出しパックの合わせだしで、フンドーキンの「白だし」6対「めんスープ」4を10~12倍希釈するが我が家のうどんかけだしなんですが、この「めんスープ」の部分を「濃いだし 本つゆ」に変えるともっと美味しくなりそうな予感がします。まあ、そこまでやっても、道頓堀今井や美々卯のだしには負けちゃうんですけどね。「使こてる出汁の量がちゃう」のでしょう。

2017年8月 3日 (木)

スゴーン(湖池屋)

目を惹くCMの湖池屋「スゴーン」を売っていたので、いかにも美味そうな「海老まるごと」は後にして、まず「鶏炭火焼」を買いました。いつものように、駅前の生協の店で買って、宝焼酎ハイボールを飲みながら食べると、ものすごく不味い。味がしません。

「鶏炭火焼」といわれれば、僕がイメージするのは宮崎の郷土料理「地鶏炭火焼」。噛めば噛むほど味が出て、塩(と少々の胡椒)味で食べると、もう酒が止まらない美味さ。口直しにレモンを絞れば、気分が変わってまた酒がすすむ味。あればまったく再現されていません。

一番強いのが、とうもろこしの味。この味は地鶏炭火焼には不要な味。他は塩味は足りないし、鶏は地鶏じゃなくてたぶん若鶏(ブロイラー)だから味が薄い。不味くて仕方ないから、ほとんど全部持って帰って、家族にあげました。

翌日、満を持して「これは間違いない味がするはず」の、「海老まるごと」を買いました。「海老まるごと」といってまず思い浮かぶのは「かっぱえびせん」ですが、どう差別化しているかも気になります。結果、モノが違うというぐらい海老が濃いです。アメリケーヌソースかビスクかというぐらい「海老」。これは美味い。のですが、気のせいか、数個食べただけなのに、袋の中身の残りがえらく少ない。「鶏炭火焼」と内容量が違うのでしょうか? だとしたら、えらくケチな話です。

調べたら、どちらも70g入りで一緒。でも、重さと体積は別の基準です。同じ見た目でも、味が濃厚な分、海老のほうが重いのかも。心なしか、噛み心地も海老のほうが硬かった気がします。とすれば、定価税込160円(実勢価格150円弱)は高い。いかに美味くても、150円だったらイカリ豆を買います。

2017年8月 2日 (水)

考証というかリアリティというかについて。

映画「後妻業の女」を観て、主演女優のひどい関西方言の他に、おかしいと思った部分があります。まず、セミがミーンミーンと鳴いているのですが、羽曳野市に限らず、大阪府の南河内地区で「ミーンミン」と鳴くセミ(要するにミンミンゼミ)がいるのは金剛山の上だけです。農林センターに散歩に行くような距離の住宅地にいるのは、アブラゼミ(ジジジジジと鳴く)かクマゼミ(シャアシャアシャアシャアと鳴く)。関東では都市部でもミンミンゼミがいるから、「ああ、これは関東人が作ったんだな」とすぐわかります。

羽曳野の家というのも、いろいろなところの感じがおかしい。おそらく羽曳が丘なんでしょうが、ここのオープンが昭和37年。そのころ建った家という設定みたいなんですが、何か違和感があります。あのあたりはどの家にも標準的に庭があるのですが、その感じがおかしい。阪急が開発した宝塚とか豊中あたりの雰囲気を感じます。つまり、なんとなくせせこましい。羽曳が丘というのは、南河内だからもっと開放的なんです。それに、農林センターまで散歩に行けそうなのは7丁目か8丁目なんですが、あの最後に倒れる場所まで歩くほど元気な老人は、僕が子どものころはいたけど、いまどきいるのかしらん? 1kmぐらい登って降りるんですよ。普通は、羽曳が丘の麓の蔵之内とか西浦の人が自転車で行くところ。

というような感じは他の映画でもよくあって、「ロボジー」で平尾台を田中要次さんが乗る白バイが走っているシーンがありますが、実際にはありえません。白バイが走る山道は、そこから南へ5kmほど行った、県道64号です。動物霊園の入口の影で待ち伏せて取り締まります。

そんな地元民しかわからないことはどうでもいいじゃないかとも思いますが、そういう妥協をするかしないかは、作品の完成度に影響するのではないかと思うのです。

2017年8月 1日 (火)

後妻業の女

冒頭「農林センター」という単語が出ます。聞き間違いかな? と思って巻き戻す(VHSじゃないから「ちょっと戻る」)と、やっぱり「農林センター」と言ってます。僕は大阪府羽曳野市で育ち、家から歩いて3分のところに「大阪府立農林技術センター(現:大阪府立環境農林水産総合研究所)」がありました。津川雅彦が散歩に行って脳梗塞で倒れる(大竹しのぶに放置される)場所なんですが、そのシーンまで戻って確認すると、「そういえば」という感じでした。

というように、冒頭はまあ面白く見せてもらえるのですが、大竹しのぶの大阪弁が酷すぎて、まったく話に入り込めません。完全なミスキャスト。いつも言うように、京阪式アクセントが使えたとしても、京都と大阪では全く違う言葉を使っているわけで、そこまでちゃんと使い分けられる人をキャスティングしてくださいと言いたいのに、京阪式アクセントが使えない役者を使うのは全くの論外です。調べると、ポスターに名前が出ている20名の出演者で、合格点が出るほどちゃんと使えていたのは8名でした。八尾出身の豊川悦司でさえ、たぶん周辺のスタッフと出演者に引きずられてでしょうが、変な発音をしている場面も多々あり。ちゃんとまじめに作ってほしい。まったくリアリティがなくて、物語に入れません。

そういうことがちゃんとできて初めて内容についてどうこう言えるわけで、それができていない本作について何も感想を述べるようなことはありません。まずスタートラインに立てていないから、そこからやり直してほしい。あるいは、我々ネイティブの目に触れないところでだけ公開していただきたい。

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