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2012年4月15日 (日)

二重誘拐

原題は“THE CLEARING”。辞書で直訳すると「撤去」とか「清算」とか。それはともかくとして、豪華キャストによる心理サスペンス映画。「サスペンス」なのでそれらしく、邦題を「二重誘拐」としたのでしょう。そしてこの映画を観る人は、「どう二重なのか?」を心の片隅に常に置いて観ることになるわけです。

映画は誘拐被害者と加害者の側からの視点と、被害者の残された家族と捜査側の視点との2つが交互に展開されます。この二つの視点の時間の経過スピードが全く違う(一方は始まりから終わりまで12時間程度、他方はどんどん日数が経過している感じ)ことは、序盤から明白にわかります。ので、終盤にいたると非常に納得できます。なるほどねと。

あまりハッピーエンドではありませんが、決定的に救われないエンディングでもありません。そこに至るまでの様々な描写の積み重ねからは、比較的良好な部類のエンディングなのではなかろうかと個人的には思います。あまり高く評価されていない傾向の映画ですが、観ていて引き込まれることは間違いないでしょう。でも波がないというか、淡々と物事を積み重ねるような映画なので、そこが鑑賞後にやや邦題から期待されるような盛り上がりが欠けるという印象につながっているためではないでしょうか。僕も終盤に至って、非常に納得はできたけど「えっ?」と思ったので。ただ、そう思わせてからフォローしたうえでエンディングになるから、悪いとは言い切れないところです。

なお、「どこが二重なのか?」は、いまいち「ここ」と特定しにくいです。つまりそれほど単純な内容ではなく、でも複雑ではないちょうどいい映画だと思いました。豪華キャストの程よい(優れた)演技のうまさだけでも観る価値はあると思いました。

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