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2011年6月24日 (金)

映画「ノルウェイの森」(DVD)

映画館で見損ねた「ノルウェイの森」のDVDが発売になったので、予約して買いました。この映画を見た人の意見は賛否両論で、「よくわからない」とか「淫ら」とか言う人や「ミスキャスト」と言う人もいれば、「原作の世界を忠実に映像に再現していて素晴らしい」と言う人もいて、早く自分の目で観て確かめたく、帰宅時間が遅めにもかかわらず冒頭の50分ほどを観ました。

ので、全部見終わったわけではありませんが、現段階での感想としては、原作を読んでいない人や読んでも面白くなかった(読み終えることを断念した)人には「???」でしょうし、盲目的妄想的信仰的でマニアックなファンは、「こんな話じゃない!」と思うでしょう。展開がすごく速いので、原作を読んだ人には「ああ、あのところね」とわかりますが、読んでいない人には「何、このシーン?」でしょう。ブルーレイ版についてくる「エクステンデッド版」はまた違うと思いますので(知っていたらブルーレイの再生環境を整備したのに)、それも観たいものです。

キャスティングについて、個人的には、「レイコさんがちょっとイメージと違うかな?」と思わないでもないですが、ワタナベくんも直子も許容範囲内。緑はイメージどおり。レイコさんも、「レイコは直子の幽霊」という説に立てば、許容範囲なのかもしれません。

原作にあるいくつかのエピソード(突撃隊に関するエピソード・緑の父にキウリを食べさせるシーンなど)が省略されたのは残念ですし、いくつかのエピソードが原作にない脚色がされていて、思わず原作を開いて「そうだったっけ?」と確認してしまいましたが、違和感と言うほどのものではないので許容しましょう。ワタナベと永沢さんとハツミのシーン(のハツミ)は見ものです。ここで文字で表現するより、観て確認してください。ゾクゾクします。森の中でのワタナベと直子のシーン(「手でしてあげる」のところ)の再現の巧妙さは天才的ですね。リアルではないにしても。

総じて(まだ全部観ていませんが)日本人監督が撮らなかったからこそ、村上春樹の世界を忠実に映像として再現できたと言う意見に賛成するとともに、特に光と色の使い方には舌を巻きました。「ノルウェイの森」を読んで好きになった人に、お勧めはしない(それぞれ思い入れがあるだろうから)にしても、観て損はない「きれいな映画」だと思いました。

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