ミラノレッド
Honda車のソリッド(メタリックではない)の赤は、もう30年近く「ミラノレッド」という名前の同じ色です。NSXやS2000や初代インサイトには「フォーミュラレッド(系)」という鮮やかできれいな赤が用意されましたが、「ミラノレッド」はいまいちパッとしない、「とりあえずソリッドの赤」というような色で、しかも経年変化での退色が激しくて、どうしていつまでもこの色を採用し続けるのか不思議な色です。
街で見るちょっと古いHonda車の赤って、多くの場合くすんだようなくたびれた不思議な感じがしますが、あれがミラノレッドの成れの果てです。もしかしたらソリッドの黒なみにお手入れが大変かもしれません。屋根付ガレージ保管はもちろん、ボディコーティングをして定期的にプロにお手入れもしてもらってあげたほうがいいでしょう。素人が磨きすぎると、かえって塗装を薄くさせて、くたびれたように見えるかもしれません。
初代FITを買ったとき、赤がこれしかなかったので、試しにと思って3年乗りました。新車時にペイントシーラントをして、定期的にメンテナンスしてもらうほかは、自分では洗車せずソフトブラシ洗車機に入れ、青空保管でした。メンテナンスしてもらうたびに輝きと彩度は回復しましたが、やっぱりだんだん退色していたような気がします。ちょうど3年経って手放すときには、心なしか白っぽくなっていたようです。
塗料の技術も向上しているはずなので、顔料のせいなんでしょうか? 難しい色だと思います。これからは、新しいストリームから設定された「パッションレッド・パール」に代わっていくかもしれません。メタリックなのにきれいな明るい赤で、一番表面がクリア塗装されている分、耐久性がありそうです。
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