フィールダーの助手席に乗ったとき、乗り心地がこれまでのトヨタらしくない感じだった新型(といってももう登場して3年目ですが)カローラのセダン「アクシオ」の、登録から2年4ヶ月で20000km走行のレンタカー(1500cc)ですが、街中を走る機会がありました。
CVTのセレクターをDに入れて走り出します。前回フィールダー(の助手席)で気になったCVTのヒューンという音は気になりません。それよりエンジンがガーガーとかなりうるさいです。それ以外の音があまりしない(カローラらしからぬ静かさ)だけに、ちょっとした加速でも、回転が上がった途端にうるさくなるトヨタ車特有の現象が、CVTで強調されている感じ。これでいいと思ったのでしょうか?
この印象は、洗練されていないCVTの制御と、ちょっと先から急にワッと吹けるスロットルのせいもあるでしょう。CVTは、たぶんトルクコンバータをクラッチとして通常の位置に置いているはずですが、停止してしまうと変速できないCVTの特性を考えて、停止するまでにローギア(比)に換えておくか、1995年のHonda CIVIC式に発進クラッチをCVTの後に置いて、CVTが常に回転している状態にするかの工夫が必要ですが、これがうまくできていない感じです。つまり、大昔の国産車式に、発進時にトルコンのクリープを利用してタイヤをひと転がししつつ、ローギアに入れている感じ。だから、ブレーキからすぐスロットルに力を込めると、(最初の動きが緩慢だけに、つい踏み過ぎてしまうのでさらに余計に)かなり唐突に発進して驚きます。というか、スムーズな発進ができずに、ギクシャクします。これを増幅しているのが、ワッと吹けるスロットル。そしてどんどんエンジン回転が上昇して、かなり騒々しい状態が続きます。本当に、これでいいと思ったのでしょうか?
このレンタカーは不思議な仕様で、タコメーターはないのにNAVI(販売店装着モデル。レンタカーだから?)がついていて、アクシオ全車に標準装備(当時。今はオプション)のバックモニターは省略されているというもの。わざわざリアカメラを外したんでしょうか?
前回注目したトヨタらしからぬ(それがいいか悪いかはともかくとして)乗り心地は、今回セダンボディで確認すると、これまでの関節が脱臼したようにフラフラだった乗り心地が、バネをゴムに変えたような硬い感じになったということがよくわかりました。それが流行しているというのもありますが、もうちょっとバネの動き始めをスムーズにして、その後の動きを規制するほうがいいと思います。角はないけど、ストローク感もない感じ。でも50~60km/hぐらいで流しているとゴムの弾み具合とシートの上での体の動きがシンクロして、一番いい感じでした。
いつもはすぐ山道へ行くのですが、時間的余裕がなくて断念しました。硬い街中での印象から、そんなに悪くないと思います。相変わらずセンターが曖昧でタウンスピードでもチョロチョロする(なんとなくハンドルを握っていたほうが、真剣に修正するよりちゃんと直進するトヨタ車一流の不思議な直進性)のは、信念を持ってそうしているのでしょう。
最近のコメント