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2008年3月30日 (日)

BMW735iL(E32)

E321987a バブル景気のころメルセデス・ベンツ560SELのライバルだったのがBMW750iLで、その廉価版でハイヤーなどになっていた(ベンツはどうも、というリクエストに応えるため?)のが735iLです。7は「7シリーズ(最上級の4ドア)」、続く数字2桁が排気量(35は3430cc・50は4988cc)、iは燃料噴射、Lがロングホイールベースを意味します。

伝説のBMWの3.5ℓ6気筒エンジン(いわゆるビッグシックス)が載っていますが、この大きく重い7シリーズのロングボディには力不足なようで、ATの偏差値がかなり低い(頭が悪い)こともあって常にエンジン回し気味にして走ります。世の中のあまたあるエンジンに比べればスムーズな部類かもしれませんが、Honda VTECを知る身には「ビ」系のサウンドが気になりますし、日本的高級車を知る人には、うるさいクルマに思えるでしょう。

山道に行くまでもなく、街中でハンドルを切るだけでわかるのは、「かなり曲がる車」ということです。高速道路のスピードレンジでは切り始めに少し不感帯がありますが、そこを過ぎるとやっぱり「かなり曲がる」感じです。悪い意味ではなく、「操縦している感満点」な好ましい特性だと思いますね。過敏だと疲れますが、そうでもなく、とてもバランスがいいと思います。住宅地のマンホールや街中の舗装の継ぎ目を意識させる程度にゴツゴツした乗り心地ですが、角が丸められた感じなので不快ではなく、フワーンとしているよりは望ましいと思います。でも「フラット」な今風の乗り心地ではないです。

メルセデス・ベンツは20年ぐらい乗っていても、定期的に消耗部品を交換しておけばあまり痛んだりヘタったりしないようですが、BMWの耐久性クオリティはかなり疑問です。この735iLも15年目ぐらいから天井の内張りが剥がれ始め、蚊帳を吊ったようになりました。デザインも、当時は洗練されているように思えましたが、今見ると同時期のメルセデス・ベンツSクラスのほうが古く見えませんから、デザインの耐久性もないのかもしれません。このころまでの輸入車の例に漏れず、エアコン(オートエアコン)の頭の悪さ(冷風か温風しか出ない)も頭にきます。

このクルマは日本でいえばセンチュリークラスの、運転手付で乗る人もいるような高級車ですが、室内側ドアの取っ手(閉めるときにつかむ部分)が蓋になった物入れ(何を入れるのかは謎ですが)になっていて、お国柄というか考え方の違いが興味深いです。

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