最近のトラックバック

2017年8月23日 (水)

八日目の蝉(映画)

原作は角田光代のベストセラー小説だそうですが、読んでいません。生後半年のときに父親の不倫相手に誘拐されて4歳まで育てられた娘が、「本当のお母さん」に馴染めず大人になってというような話。ヒヨコが最初に見たものを母親だと思うという話がありますが、誘拐犯に愛情を注がれていて、実の母親が癇癪気質で辛く当たられたというようなこともあって、屈折した成長を遂げたというところがポイントです。

誰がどう考えても悪いのは誘拐した人なわけですが、誘拐の原因が実の父親の不貞によって誘拐犯が堕胎しており、その手術が元で子供が産めなくなっているという点に、若干の同情の余地があると思われます(法律的には、そんなことは刑の減軽の情状証拠にもなりませんが)。この父親がまたどうしようもない男で、それが視聴者の誘拐犯と被害児童への同情を盛り上げます。それと、泣いている乳飲み子を家において出かける両親というのが、子どもを持つ親としては信じられませんでした。

といった内容はまあいいとして、映像表現として細かい部分までしっかり作りこんであったのに感心しました。18年前と現在を行ったり来たりするのですが、どうやって18年前の風景を再現したのだろう(いまどきはデジタル技術で若葉を紅葉にできるわけですが)と思うこと多々あり。そうやってデジタルで直せるのは手間だけで簡単といえば簡単ですが、小豆島の港で1970年代のマツダ・ルーチェが走っていて仰天しました。2007年の話だから、20年前としても1887年。どこで見つけてきたのでしょう?

あと、小池栄子が出ているのですが、この人の演技に初めて感心できました。何か上手かった。監督の演出指導がよっぽど良かったのでしょうか。主演の井上真央ちゃんと誘拐犯の永作博美は、まあ普通でした。もともと上手いからこんなものかなと。癇癪もちの実母役の守口瑤子もはまっていました。キャラとして、性格悪いとか破綻している役が似合います。

この映画は、実は見る人を選ぶ(心が痛い母親が多いはず)と思います。僕も、配偶者に感想どころか観た話すらしないでおこうと思いました。

2017年8月22日 (火)

読書感想文。

次男が学校の夏休みの宿題で読書感想文を書かねばと言っていたので、代わりに書いて差し上げようかと提案したら、配偶者が「父ちゃんも書いて出したら?」とのこと。そんなことを言われるとすぐ調子に乗ってしまう僕は、とりあえず矢作俊彦さんの二村永爾シリーズの3作目「THE WRONG GOODBYE-ロング・グッドバイ」と、4作目「フィルムノワール/黒色影片」の読書感想文を書きました。

読書感想文の「お手本」によると、まずその本と出合ったきっかけを書くそうです。でもそれは無視して、適当なことを書きました。次にあらすじを簡潔に書くそうですが、矢作さんの本の濃厚な内容を、簡潔にあらすじにまとめるのは不可能。まあ、結論に向けて都合のいい部分だけ選んで書き並べました。

あとは言いたいことを書いて、最後まとめるわけですが、一応文芸作品ということになっている「ららら科學の子」のほうが読書感想文向きだった? とふと思いました。だって、探偵物語で「読んで役に立ったこと」なんて、いまさら月並みに「観察力と洞察力に感心しました」とも書けないし、「人生、なにが起こるかわかりません」というような曖昧なことも書けない。

というわけで、「ららら科學の子」の読書感想文に取り掛かろうと、構想を練っています。

2017年8月21日 (月)

復活ランエボにファンが落胆というニュース。

噂でしかないとはいえ、終売したランサー・エボリューション(ランエボ)が復活するにあたって、エンジンがルノーのメガーヌR.S.のものになるというニュースを耳にしたファンが落胆しているそうです。という話がそもそも、「まったく、三菱というかランエボ好きというのは程度が低いな」と思うわけですが、落胆の理由がランエボ最終型で310PS/43kmg以上だった出力スペックが、メガーヌR.S.の273PS/36.7kgmじゃ「劣化でしょう」ということのようです。

メガーヌR.S.はFWDだからそれぐらいに押さえたのだろうし、2Lのターボつきなんだから、やろうと思えば450PS以上出せるはず。市販エンジンの耐久性を考えても、350PSはそんなに難しくないはず。まあどんな設計のエンジンか知りませんから、いい加減なことは言えませんが、HondaのS07Aほどギリギリの設計ではないはず。S07Aは普通に使っていても高回転が厳しいから、電気的に回転が上がるほど出力が出ないようにしているという、実にとんでもない設計です。で、そんなことはないだろうと。それに、数値的にトルクが37kgmだろうが45kgmだろうが、実際に乗ってみてもそんなに差はわからないと思いますよ。

そもそも、スバルに似たようなWRX STIという車があって、この2車は似ているというか好対照な車です。ガンダムというかロボット的なハイテクで高性能を得ようというランエボと、オーソドックスで純粋な技術的工夫と機械的正義で高性能を追求しようというWRX STI。乗っても何だか車がモビルスーツというかプレイステーションのグランツーリスモをやっているみたいなランエボと、乗り手の操作が挙動に反映やすそうなWRX STI。ちなみに、PSのGTで乗り比べると、ランエボのほうがやっぱり乗りやすいです。大鉈かチェーンソーでガンガン森の木を切り倒す感じで、WRX STIはノミと木槌で仏像を彫る感じ(下手くそがやると、彫れ過ぎて全部屑にしてしまう)の差。目的が違うという感じです。

とはいえ、矢作俊彦さんの「引擎 engine」でランエボはいい仕事をしたし、存在を否定するものではありません。むしろ、面白いと思っています。好きか嫌いかと言われると「僕には魅力的ではないし、もらってもすぐ売ると思う」と答えるような。

2017年8月20日 (日)

長期不定期連載。

週刊新潮で矢作俊彦さんの連載が始まりました。「豚は太るか死ぬしかない」という、どっかで聞いたようなタイトルです。小説や物語ではなく、エッセイというのかコラムというのか、実話か創作かもわからない、でも見開き2ページだから他の連載より長いものでした。

記念すべき1回目の題は、「夏のマドリード 鰻の稚魚を思う」というもの。配偶者が「いつも、途中まで面白いんだけど、最後で何を言っているのかがわかんないんだよね、この人」との感想を述べておりました。言われて読み返すと、なるほど、そうだなあと思うのですが、いいじゃん、入試の試験問題じゃあるまいし、途中が面白ければ。とにかく、ウナギは鰻屋で食べたいんですよ。

それはそうとして、買ってから初めてわかった「長期『不定期』連載」という文字。「不定期」っていうのは、文字通り毎号載っているかどうかわからないという理解でよいのでしょうか? その理由について詮索はしませんが、とにかく「長期(中略)連載」だから、ある程度末永くお楽しみが続くということで、また生き延びる希望が1つできました。という人が多いような印象を持っています。

2017年8月19日 (土)

京セラドーム大阪のビスタルーム。

昨年もお誘いを受けて、ゴールデンウィークの初日(4月29日)の楽天戦(松葉と則本の投げ合いで負けた)を見に行きましたが、今年は誘われなかったなと思っていたら、チャンスがと到来しました。もちろん、誘われたら絶対に行きます。

今年は、また楽天戦。先発はディクソン(楽天は岸)。「ディクソンか~どうかな?」と思ったら、オリックスがとりあえず押し出し四球で先制点。「どうかな~」と思いながら腹ごしらえに涼しいお部屋でから揚げを食べながらビールを飲んでいたら、ベランダで観ていた人が「逆転されましたよ」といって部屋に入ってきました。

「あかんやん。なにしてんねん」と、慌ててから揚げとガーリックフライドポテトと瓶ビールを持って、ベランダに行きます。以降、基本的に飲食物の補給以外は齧りつきで観戦。4回に5点返して逆転した猛攻にも油断せず(6回7回と1点ずつ返され、油断大敵です)、7回の2点追加までベランダにいました。8回と9回ベランダに行かなかったのは、7回終了で飲食物の精算が終わったことと、とにかくベランダは暑いのです。エアコンが効いているはずですが、何しろビスタルームは8階ですから、熱気がうえに上がってきて暑い。

法人の年間契約でしか入れないビスタルーム。いつもと違った視点で楽しめるのはいいですが、暑いし飲食物は高いし、グランド(フィールド)から遠いから、やっぱり野球は普通の席で観たほうがいいと思いました。でも、年に一回ぐらいなら(招待だから入場料はタダだし、飲食も自腹ではないし)また誘ってほしいと思います。

«女子ーズ

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ