低燃費の時代
マツダがデミオでハイブリッド並みの30km/ℓを達成し、ダイハツ・ミライースも30km/ℓを謳って豪華俳優が出演するCMをバンバン流し、スズキも負けじと30.2km/ℓのアルトエコを登場させるなど、ハイブリッドではないガソリンエンジン車の燃費競争が激しくなっております。各社に共通するのは、アイドリングストップ機能の搭載。アイドリングストップすると、それだけでかなり燃費が稼げるのかもしれません。
そうすると、当然アイドリングストップする(電池残量などの条件によってはしませんが)ハイブリッド車の燃費がいい(と思った)のは、意外とアイドリングストップが大きな要因だったのかも?と思わないでもありません。複雑なトヨタ式は電池(とモーター)だけでもかなり走りますが、それ以外はガソリンエンジンをモーターが補助するシステムですから、電池とモーターを別に積む分重くなって燃費には不利だし、よけいにそんな気もします。
自動車メーカーはシートのスポンジの密度を変えたり、バンパーに溝をつけて空気抵抗を減らしたり、そんな爪に火をともすような努力をして燃費をよくしようとしているのですが、その主目的が地球環境のためというよりカタログを飾ってセールスに結びつけて自分たちの生き残りを図るためだとはいえ、そうやっている姿を想像すると、無駄なアイドリングを続けている人々を見るたび、いまだに歩きながら喫煙する人と同様、「時代の空気が読めていないなあ」と思ってしまうのでした。


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